「TBSドキュメンタリー映画祭」
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久保田の初監督作品『私の家族』が「TBSドキュメンタリー映画祭」で上映

2021年に始まった「TBSドキュメンタリー映画祭」が開催決定。同映画祭より、元TBSアナウンサー久保田智子の初監督作品、特別養子縁組で迎えた娘への“真実告知”─自身の家族と向き合う渾身の一作『私の家族』など、多様な生き方や新たな価値観を描く「ライフ・セレクション」上映作品の予告&ポスタービジュアルを一挙紹介する。

・「TBSドキュメンタリー映画祭2022」で“生きる”ということを教えてくれる珠玉の2作品

・[動画]元TBSアナウンサー久保田智子、特別養子縁組で迎えた娘への真実告知/映画『私の家族』予告編

TBSテレビやTBS系列の各局の記者やディレクターたちが、歴史的事件や今起きている出来事、市井の人々の日常を追い続け、記録し続け、熱い思いと共にドキュメンタリー映画として世の中に発信し続けるブランド「TBS DOCS」。テレビやSNSでは伝えきれない事実や声なき心の声を発信し続けるこれらの本気のドキュメンタリー作品に出会える場として、2021年から始まった「TBSドキュメンタリー映画祭」が、東京・大阪・京都・名古屋・福岡・札幌と、全国6都市で3月15日より順次開催される。

第4回の開催となる今回は、人種や戦争、社会問題など現代を取り巻く重要なテーマを考える今だから見るべき作品を選んだ「ソーシャル・セレクション」、家族の形や身体的な障害など、多様な生き方や新たな価値観を見出せる作品を選んだ「ライフ・セレクション」、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚など、感覚を司る表現者たちやテーマを通して新たな感性に出会える作品を選んだ「カルチャー・セレクション」と、3つのテーマに沿って選出された15作品を一挙上映する。

今回紹介するのは、「ライフ・セレクション」上映作品となる全4本のドキュメンタリー映画の予告編。そのひとつが、TBSの元アナウンサーとして知られる久保田智子の初監督作となる『私の家族』だ。題材に選んだのは、ほかならぬ自身と家族のこと。2019年に特別養子縁組で新生児の娘を家族に迎えた久保田は、2歳になった娘に対し、生みの母の存在や出自について伝える“真実告知”を行うことを決意する。さらに、自身の両親・家族の過去とも向き合い、さまざまな対話を重ねる中で、久保田がたどり着いた“真実”と伝え方とは…。

本作について久保田は「自分の家族をさらけ出しすぎじゃない? そんな風に感じられてしまうかもしれません。正直私もここまで公開していいものかと、今も葛藤しています。それでも、伝えたいと思ったことがあります。私はいま、特別養子縁組という“当たり前”のスタートではない家族を築いています。だからこそ、一つ一つを丁寧に重ねていきたいと強く思っています。そのためには何が必要なのか、自分に問いながら制作をしました」と胸の内を明かす。

久保田が本作を制作する上で何よりも重視したのは、「家族と話そう」という強い思い。「長い時間一緒にいる家族は、ともすると後回しになったり、わざわざ聞かなくてもわかると思ってしまいやすいものです。でも、わかったつもりにならず、相手に寄り添って話をしてみると、自分では想像できなかった家族の真実が見えてきました。いま私は、やっと『私の家族』に向き合えたのだと感じています。この映画を通して、家族と丁寧に話してみようかな、と思ってもらえたとしたら監督として冥利に尽きます」と語る。

「TBSドキュメンタリー映画祭」

家族の形や在り方について徹底的に向き合った、久保田渾身のドキュメンタリー。映画本編では、穏やかながらどこか意志の強さを感じさせる、本人によるナレーションも合わせて必見だ。

「TBSドキュメンタリー映画祭」

多様な作品が揃う同セレクションでは、『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』(22年)『カリスマ~国葬・拳銃・宗教~』(23年)などで評価される若手注目株・佐井大紀監督の最新作『方舟にのって~イエスの方舟45年目の真実~』もラインナップ。本作で佐井監督が追うのは、80年代に世間を騒がせた謎の集団「イエスの方舟」。主催者・千石剛賢が若い女性たちを入信させ連れ去ったとされるも、約2年に渡る逃避行の末、千石が不起訴となり事件には一応の終止符が打たれる。しかし、彼女たちの共同生活は、44年たった今も続いていた。「宗教法人ではない」と語るその正体とはいかに?

そのほかライフ・セレクションでは、皮膚が魚の鱗のように硬くなり剥がれ落ちていく指定難病「魚鱗癬(ぎょりんせん)」と向き合いながら、自立し成長していく男性の28年を追った『魚鱗癬と生きる ─遼くんが歩んだ28年─』(大村由紀子監督)、自分の意思に反して体が動いたり声が出たりするトゥレット症候群の人々の、さまざまな日常を映し出した『劇場版 僕と時々もう1人の僕~トゥレット症と生きる~』(柳瀬晴貴監督)も上映される。

「TBSドキュメンタリー映画祭」は3月15日より全国6都市にて順次開催。

・TBSドキュメンタリー映画祭「ライフ・セレクション」上映作品のポスタービジュアルはこちらから!

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