『キューティ・ブロンド』のリース、プロデューサーとしても大活躍
【輝けるセレブたち】ハリウッドで大活躍中のマーゴット・ロビーやエマ・ストーンのように、女優とプロデューサーを兼任するパターンは近年増えていますが、その先駆け的存在として第一線を走り続けている一人といえばリース・ウィザースプーン。そこで今回は、ジェニファー・アニストンと共に主演とエグゼクティブプロデューサーを務めるApple TV+のドラマシリーズ『ザ・モーニングショー』でも高く評価されている彼女に注目してみたいと思います。
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リースが最初の映像製作会社「Type A Films」を立ち上げたのは2000年ですが、その後プロダクション会社「パシフィック・スタンダード」を起業。2016年には、メディア・映像制作会社「ハロー・サンシャイン」を設立しています。プロデューサーとしても才能を発揮すると、大ヒットを記録したドラマシリーズ『ビッグ・リトル・ライズ』や自身がアカデミー賞で主演女優賞にノミネートされた映画『わたしに会うまでの1600キロ』といった良質な作品を数多く手掛けてきました。まだまだ男性社会と言われる映像業界で男女平等を推進するため、そして作品における女性の描き方を変えるためにこういった活動を続けてきたといいます。
ライアン・フィリップと離婚、再婚も離婚、子どもたちとは仲良し!
リースと言えば、2001年の映画『キューティ・ブロンド』で一躍トップスターとなり“ラブコメの女王”と呼ばれるようになりますが、最初の夫で俳優のライアン・フィリップとの離婚や作品に恵まれなかったことも重なり、一時は公私ともに低迷期を経験。その後、ハリウッドのタレントエージェントであるジム・トスと再婚をしますが、飲酒運転をしていた夫と共に逮捕されてしまったこともありました。
それでも、ふたたび立ち上がったリースは、女優としてだけでなく敏腕プロデューサーとしてもさまざまな功績を残し、いまやアメリカのエンタメ業界には欠かせない人物になりつつあります。昨年の3月にはジムと離婚しましたが、現在はシングル生活を満喫しているのか、公の場には美しく成長した娘や息子と一緒に登場し、仲睦まじい姿を見せて話題となっているところです。
自分がやりたいことに取り組む生き方が魅力的
最近では車に積もった雪にチョコレートシロップやソルテッドキャラメルなどをかけて食べる様子をTikTokに投稿し、「汚い雪を食べるなんて」と非難が殺到してしまったリース。それでも「そんなことは気にしない。人生は一度きりだから。それにすっごくおいしかったの!」と豪快に笑いながら回答しており、飾らないリースもまた魅力的。自分がやりたいことに正直な生き方は、これからも多くの女性たちの背中を押し続けてくれる存在となりそうです。(文:志村昌美/ライター)
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