高橋恭平、宮世琉弥とは「仲良しだから、共演するのがすごく変な感覚」『映画 マイホームヒーロー』撮影の思い出振り返る
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佐々木蔵之介は津田健次郎演じる狂気のラスボスを称賛!
『映画 マイホームヒーロー』の完成披露イベントが開催。佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、木村多江らドラマからお馴染み“鳥栖家”の面々に加え、ドラマでは行方知れずになったまま最終回を迎えた恭一を演じる高橋恭平、映画からの新キャストとなる宮世琉弥と、狂気のラスボスを演じた津田健次郎らが登壇し、撮影現場の裏話や演じた役柄について語った。
・津田健次郎、『映画 マイホームヒーロー』で”狂気のラスボス”役に! クセつよキャラをリクエストされ「ワクワクしました(笑)」
昨年放送された連続ドラマへの反響を聞かれると佐々木は「鳥栖哲雄がめちゃくちゃ怖かったとか、一方ですごく笑ったとか、皆さんすごく楽しんでくださっていて嬉しいです。ドラマの最後で恭一に罪をなすりつけたので、『鳥栖哲雄何してくれてんねん』『ええ加減にしろよ』という声も聞きました(笑)」と様々な反響が届いている様子。
ドラマに続きついに物語が完結を迎える本作だが、佐々木は「お父さんとして、一つの答えを映画版でお届けした」と哲雄の決断に覚悟を覗かせ、完成した映画への感想を聞かれると「ここに立っていらっしゃる皆さんがスクリーンからはみ出んばかりに暴れ回っているのがすごく嬉しかったです。キャストもスタッフも、皆さんが原作に敬意を払って作っていましたので、原作の魂が映画にも投影されていると思います」と自信をのぞかせる。
ドラマのラストで哲雄の罠にハマり組織から追われることとなった恭一を演じた高橋。映画では7年ぶりに哲雄と再会するが、高橋は「まずは恭一が無事で何よりだったなと思います。生きてましたね〜。哲雄は死んだと思ったでしょうけど、残念! 生きてました(笑)。そこから7年ということで、間野会から逃げてからの日々もそうですし、まさかの哲雄と再会しての恭一の心境だったり、7年後の気持ちの持って生き方をすごく考えました。“何年後の芝居をする”のも初めてだったので、どうやって気持ちを作っていこうかなと考えながら、楽しみながら撮影に臨んでいました」と恭一の気持ちの変化を意識したと振り返る。
映画の撮影現場では、「蔵之介さんや琉弥がホテルに泊まる日に、僕も一緒の撮影日で、琉弥と日帰りサウナに入りに行ったことですかね。サウナに入ると、蔵之介さんも座ってはって、ラッキーって(笑)、3人で入りました」と、仲睦まじいエピソードが飛び出した。
高橋と宮世は撮影の前から親交があることに触れられると、高橋は「仲良しだから、共演するのがすごく変な感覚で。撮影前から関係があった分、ここの場に一緒に立っていることが変な感じがします(笑)。ゲームが共通の趣味なので、お家に遊びに行かせてもらったり」と和気あいあいと語っていた。
キュートなルックスなのにサイコパス感のある、敵か味方か分からないミステリアスな大沢を演じた宮世は、「とにかく“復讐する”という目的だけでお芝居をさせていただきました。それ以外は何も考えずに演じました。“何の躊躇もなく復讐するぞ”、という気持ちを全ての動機にして行動に落とし込みました。それが見ている方々にはサイコパスに映るんではないかなと思います」とキャラクターの価値観に没入して撮影に臨んだという。
哲雄を追い詰める犯罪組織のトップ間野会のラスボス・志野を演じた津田。狂気をはらんだ”クセ強”な演技が話題だが、津田は「作り上げていくときに、どういう風にやろうかなと考えていたときに、監督に『クセをバリバリ強くしてください』とリクエストを頂きました。そんなに楽しいことをやらせていただいて本当にいいんですか?と嬉しくて。台本に書いていないことも現場でたくさん提案させていただいて、とにかく遊ばせていただきました。佐々木さんを追い詰めるのは…とにかく楽しかったです(笑)。佐々木さんはめちゃくちゃリアクションをとってくださるので、一緒に芝居をしていてすごく楽しかったです」と“クセ強ラスボス”を楽しんで演じたようだ。
そんな津田に劇中で詰められまくった佐々木は、「こちらこそめちゃくちゃ楽しかったです。ナイフで切り付けられたと思ったら、その血を付けられ津田さんがその血を舐めて…こんなの台本には全然書いてないんですよ(笑)。スタッフさんも『津田さんが血舐めるから舐められる血糊に交換!』と(笑)、楽しい現場でした。でも、志野は怖いけど、低音ボイスがセクシーだなと思いながら演じていました。本当に楽しかったです」と相思相愛の様子。
そして2月4日がお誕生日の佐々木に、登壇者&観客全員でバースデーサプライズを敢行。齋藤が「2月4日が佐々木蔵之介さんのお誕生日ということで、あるものを用意させていただきました」というコメントでサプライズケーキが登場。
まさかのサプライズに佐々木は、「ドラマの中でも零花がいつも誕生日のプレゼントをくれるんですよ。これはドラマなのか現実なのかわからないくらい嬉しいです。いや〜これ…どうしよう…。生きてきてよかったです」と言葉に詰まるほどに感無量。
最後に佐々木が「本当に“クセ強”のキャラクターたちがスクリーンで大暴れします。ちょっとやばいシーンもあります。血も汗も、大切な人のために涙も流します。誰が悪なのか、誰が正義なのか、分からない。僕は最後娘と対決します。鳥栖家がどういう結末を迎えるのか、皆さんぜひ見届けてください。見て面白かったらぜひ周りの方に勧めてください」と呼びかけて、舞台挨拶は温かい空気の中、大盛り上がりで終了した。
『映画 マイホームヒーロー』は3月8日より全国公開。
・『映画 マイホームヒーロー』完成披露イベントの写真はこちらから!
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