高良健吾のすごみと色気あふれるポスタービジュアル解禁

#高良健吾 2019.01.17

高良健吾が主演し、菅原文太主演の『木枯し紋次郎』シリーズをはじめ『真田幸村の謀略』など、50年以上に渡り数々の娯楽作を世に送り出してきた巨匠・中島貞夫監督が放つ、20年ぶりとなる長編時代劇映画『多十郎殉愛記』。この作品のポスタービジュアルが解禁となった。

・高良健吾『武士の献立』インタビュー

舞台は幕末の京都。親の残した借金から逃げるように脱藩し、風雲急を告げる京の都へ上洛してきた長州脱藩浪人・清川多十郎。大義も夢もなく日々を無為に過ごす彼は、好意を寄せるおとよの思いに気づかない。新選組による取り締まりが強まる中、腹違いの弟・数馬が脱藩し、兄の元へとやってくる。その頃、町方からの報告で多十郎の存在を知った京都見廻組は、新選組に先んじて手柄を立てようと多十郎の捕縛に動き出す。

すべてを捨てた男と、そんな男を愛した女。そして慕っていた兄を追う弟。3者3様、それぞれの思いを胸に、見廻組との死闘が繰り広げられる。

高良が演じるのは、根無し草のように生きながらも、ひとたび剣を持てばすさまじい強さと色気を放出する新ヒーロー、多十郎役。高良にとって本格的なチャンバラは、本作が初となる。不思議な魅力に溢れる多十郎に何かと世話を焼く、訳ありの小料理屋女将おとよ役には多部未華子。大志を抱いて京へ上ってきた多十郎の弟・数馬役を木村了が演じる。

解禁となったポスタービジュアルは、胸元を露わに襦袢1枚を羽織っただけの多十郎演じる高良が、鋭い視線で刀をにらみつける、すごみと色気が印象的なビジュアル。ほかに、悲恋のヒロインを演じた多部、物語を大きく動かす多十郎の弟・木村、多十郎の前に立ちふさがる最強の敵・抜刀隊隊長の蔵人・寺島進の姿も。「ラスト30分壮絶な死闘に泣け！」という強烈なフレーズとともに、東映時代劇の王道を期待させるビジュアルに仕上がっている。

『多十郎殉愛記』は4月12日より全国公開となる。