YOSHIKI、ハリウッド映画『トリプルX4』で音楽監督就任!俳優出演も

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YOSHIKI
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D・J・カルーソー監督
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左からD・J・カルーソー監督、YOSHIKI、マーク・ジョンソン
左からD・J・カルーソー監督、YOSHIKI、マーク・ジョンソン
YOSHIKIとD・J・カルーソー監督

YOSHIKIが緊急来日し、1月25日にパークハイアット東京で行われたハリウッド映画『トリプルX4』音楽監督就任記者会見に出席した。YOSHIKIは音楽監督就任だけでなく俳優としても出演することを報告した。

YOSHIKI『トリプルX4』音楽監督就任記者会見、その他の写真

当日は、『ディスタービア』(07年)や『イーグル・アイ』(08年)などを手掛け、前作『トリプルX:再起動』(17年)に続いて本作でもメガホンをとるD・J・カルーソー監督と、アカデミー賞受賞作『レインマン』(88年)や人気テレビシリーズ『ブレイキング・バッド』などを手掛けてきた、本作プロデューサーのマーク・ジョンソンも出席し、YOSHIKIとクロストークを行った。

本作は、過去3作品が公開され、全世界で1000億円の興行収入を記録している『トリプルX』シリーズ第4弾。先日、YOSHIKIがヴィン・ディーゼル主演の『トリプルX4』の音楽監督として、テーマソングをはじめとする楽曲総指揮をとることが発表されたことから、YOSHIKIの来日記者会見が実現した。第4弾は、ハリウッド初の、映画とテレビシリーズの同時制作となる。YOSHIKIがテレビシリーズでプロデュースの面でも協力していくという。

カルーソー監督は以前からYOSHIKIのファンであることを明かすと、「自然体な姿や、ドラムを叩いている姿やピアノを弾いている姿を見ていて、音楽を通してパッションを注ぎ込んでくれる人だと確信している」とYOSHIKIに強い期待を寄せ、「お互い記憶に残る、思い出に残る音楽を作品とともに作っていけたら……」と意気込みを語った。

一方、今日、日本に到着したばかりだというYOSHIKIは音楽監督就任を受け、「いろんなお話を聞いていましたが、この数年はXジャパンのアルバムを仕上げてからという思いが強く、没頭していましたが、やっと完成しました。それで、年明けからすべてのことが一気に進みました」と話す。

YOSHIKIがハリウッド映画の音楽監督をつとめるのは2008年公開のミュージカル映画『REPO!レポ』以来、約10年ぶりとなる。「『トリプルX』というタイトルは偶然ですが、XジャパンとXつながりで、親近感がわきます(笑)。Xが4つになってしまいましたね」とまわりを笑わせると、「映画界の大御所たちとの仕事が決まって、まだちょっと夢をみているみたいだけれど、頑張りたい」と強い決意も口にした。

続いて、YOSHIKIは中国、日本、アメリカの合作長編アニメーション映画『スパイシーズ(原題)/Spycies』でも楽曲提供と音楽総指揮をつとめることを発表。「このまま行くともう2つくらい決まりそう」と報告した。さらに、ほかにも映画音楽プロジェクトが複数進行していることにも触れたが、「(『トリプルX4』記者会見なので)まだ内緒にしておこう」と口をつぐみ、「これからは少しずつそういう話を引き受けていきたい」と意欲を見せていた。平成最後の年ということもありYOSHIKIは「(海外へ行っても)日本人として頑張っていきたい。新しい時代に少しでも貢献できれば」とコメントした。

『トリプルX4』は主演のヴィン・ディーゼルほか、『イップ・マン』シリーズや『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などのアクション俳優ドニー・イェン、『スカーレット・ディーバ』のアーシア・アルジェント、『シャフト』のサミュエル・L・ジャクソンなどが出演している。
(text&photo:福住佐知子)