ラストアイドル阿部菜々実、アニメ版声優との対面に目を潤ませる

#ラストアイドル

左から間島和奏、長月翠、阿部菜々実、小沢亜李、清原梨央、柴田一成監督
左から間島和奏、長月翠、阿部菜々実、小沢亜李、清原梨央、柴田一成監督
左から間島和奏、長月翠、阿部菜々実、小沢亜李、清原梨央、柴田一成監督
阿部菜々実
長月翠
間島和奏
清原梨央
阿部菜々実
長月翠
間島和奏
清原梨央
阿部菜々実
柴田一成監督

映画『がっこうぐらし!』公開記念舞台挨拶が1月27日にTOHOシネマズ 錦糸町で行われ、秋元康プロデュースのアイドルグループ「ラストアイドル」の阿部菜々実、長月翠、間島和奏、清原梨央と柴田一成監督が登壇した。

『がっこうぐらし!』公開記念舞台挨拶、その他の写真

本作は、累計250万部を超える大人気コミックの実写映画版。学校で寝泊まりし、24時間共同生活を送る“学園生活部”に所属している女子高生たちと、生き残りをかけたサバイバルホラーとのギャップが国内外で反響を呼んだ衝撃作だ。

1月25日の公開から3日間が経ったが、阿部が「ほかのメンバーが、私たちの演技を見て大爆笑していました。初めての演技でしたからね……」と苦笑いを浮かべていたが、間島は「家族には良かったねって言われました。公開してからいろいろな方に褒めていただけました」と良い評判が届いていることを明かす。

同じアイドルグループに所属しているものの、別々のユニットなどで活動するなど、撮影前はそこまでの結束力ではなかったようだが、柴田監督は「互いにあまりしゃべったことがなかった4人が、撮影を通じてどんどんまとまっていく姿はとても良かった」とチームワークが成熟していくことで作品に良い効果が生まれたという。

この日は、アニメ版『がっこうぐらし!』で恵飛須沢胡桃の声を演じる声優の小澤亜李もゲストとして駆け付けたが「実写版の説得力のすごさを感じました。私が深くかかわった作品が実写化されたのは初めてだったのですごく嬉しかった」と感慨深い表情を見せる。すると、実写版で胡桃を演じた阿部は「本物の胡桃ちゃんの声の方にお会いできるなんて光栄です。嬉しいです」と目を潤ませながら感激していた。

また阿部は、胡桃という役を演じるうえで「自分とはまったくかけ離れた女の子なので、どうしようかと思っていました」と素直な胸の内を明かしていたが、アニメ版を参考に演技を組み立てていったという。すると他のメンバーも「私が演じた“ゆきちゃん”は表情が豊かなので、きょとんとする顏などは、アニメの顏の動き方を見ていました」(長月)、「“りーさん”は髪をかき上げるしぐさが特徴的なのですが、台本にはなかったので、アニメで勉強しました」(間島)と、それぞれアニメが役作りの助けになったという。

柴田監督は「原作の中で、実写にそぐわないと思ったところはバッサリ切りました」と映像ならではの作品に仕上がったことを強調すると「自信を持ってお届けできる映画になりました」と作品のできに胸を張っていた。
(text&photo:磯部正和)