広瀬アリス、柳楽優弥が2月11日に東京国際フォーラムで行われた、映画『ドラえもん のび太の月面探査記』完成披露舞台挨拶に登壇。お笑いコンビ・ロッチの中岡創一、サバンナの高橋茂雄、脚本を手がけた辻村深月、監督をつとめた八鍬新之介監督も壇上に上がった。
・映画『ドラえもん のび太の月面探査記』完成披露舞台挨拶、その他の写真
物語は、月面探査機が捉えた白い影が大ニュースになったところから始まる。のび太はそれを「月のウサギだ!」と主張するが、みんなから笑われてしまう。だが、ドラえもんのひみつ道具「異説クラブメンバーズバッジ」を使って、月の裏側にウサギ王国を作ることに。そんなある日、のび太のクラスに、なぞの転校生がやってくる。
直木賞作家の辻村を脚本に迎えた本作は『映画ドラえもん』シリーズ通算第39作目となる。辻村の脚本に対して、八鍬監督は「ハードSFの要素も組み合わせた作品になった。ミステリー作家の辻村さんの書かれた脚本は、伏線を見事に回収しており、大いに驚かされた」と語った。
壇上には、ドラえもんのほかに、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫のおなじみのメンバーも参加。広瀬や柳楽らが、のび太たちから質問攻めにあう場面も見られた。
ドラえもんからは「妹のドラミとすぐにケンカをしちゃうんだけど、広瀬さんと妹さんの仲良しの秘訣はなんですか?」という質問が。これに広瀬は「私たちもたくさんケンカしますよ。『何で録画してないの?』とか(笑)。でも仲良しの秘訣は、ケンカを長引かせないことですね」と回答していた。
ジャイアンから、NASAで実際にロケットを見た感想を求められた中岡は「隕石なんかがあって、本当にすごかったですよ。実はロケの当日が僕の誕生日で、一緒に行ったドラえもんたちが祝ってくれたんですよ」と笑顔で答えた。さらに「正直言って、NASAよりもそっちの方がうれしかったですね(笑)」と本音を言うと、会場からは大きな笑いが起こった。
『ドラえもん のび太の月面探査記』は3月1日より全国東宝系にて公開となる。
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