二階堂ふみとGACKTの2人が、福岡・大阪・名古屋を2日間で訪れる弾丸スジュールで、W主演をつとめた映画『翔んで埼玉』のプロモーションを行った。
2月7日に二階堂は、共演者で埼玉育ちのブラザートムらと、本作で埼玉を壮大にディスったことを謝罪するため、埼玉県知事を表敬訪問。その際、本当はこの映画では埼玉への愛が込められていることを説明するとともに、これから行われる全国キャンペーンで埼玉の魅力を伝えると約束していたが、それから1週間も経たないうちに、無事公約をはたすための3都市訪問が実現した。
最初に訪れたのは福岡で、2月12日にキャナルシティ博多を訪問。二階堂は「男の子役を演じてとても楽しかったです。男性だからこそのシーンってあると思うのですが、今回はそれに挑戦できました。こういうぶっ翔んだ設定の作品も映画にさせてもらって、埼玉は本当に寛大な場所で……。そういえば埼玉は撮影で結構ロケをさせてもらうことも多くて、お世話になっているなと思いますね」と早速、埼玉をアピール。
一方、GACKTは「埼玉の魅力ね……、何もないんです。何もないところがいいところなんですって埼玉の人はみなさん、口をそろえて言いますよね。埼玉の人は基本的にいい人が多いと思います。ボクはずっと言ってるんですよ。次に作るなら『翔んで宮崎』だって」と語った。
翌23日には大阪と名古屋を訪問。まず訪れたのは大阪のスパワールド大階段特設会場で、イベント中盤には、この日のために「埼玉」の旗を後ろに背負い、体には「さ」のマークをあしらった「ビリケン」さんが登場した。
二階堂は「先日、埼玉県知事を表敬訪問で訪れた際に、埼玉は物価も高すぎないし、過ごしやすいし、子育てしやすいと言われて、そんなところを今日はみなさんにお伝えしにきました!」とまたまた埼玉をアピール。続編を作るとしたら「『止めるで琵琶湖』ですかね(笑)」と話した。
GACKTは「最初、この作品のオファーをもらったときは、高校生役というだけで即答で断ったんです。でも、魔夜峰央さんのご指名と聞いて、もともと先生の作品のファンでしたから、お受けすることにしました。何より、二階堂さんが相手役と聞いて、一緒ならいい作品を作れるのではないかと思って」と話すと、関西で続編を作るとしたら「『どこにあるんだ和歌山』ですかね」とコメント。
GACKTは「名古屋の人はきれいな人が多いという印象がありますね。ここにいらっしゃる人がということではなくて、全体的にということですからね。そういうことで僕は名古屋でよく途中下車するんです。風情があるというか、よく来ます。二階堂さんは可愛い人ですが、見た目以上に面白い人」と語る。
また、もし名古屋で作るなら「『翔んだ松阪』ですかね」と答えると、「松阪ってみんなどこかわかっていないのに言っているでしょう」と話し、最後は「この映画は、こんな話をしていますが、ものすごい壮大な茶番劇です。大人がものすごくまじめにくだらないことを必死にやっています。それが、みなさんには面白く映ってもらえるのではないかと思ってます。ぜひ、映画館で楽しんでください!」と呼びかけていた。
『翔んで埼玉』は2月22日より全国公開となる。
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