60年代舞台に黒人と白人の友情描いた『グリーンブック』がアカデミー賞作品賞を受賞

#グリーンブック

『グリーンブック』
『グリーンブック』

激しい黒人差別が残る60年代の南部でコンサートツアーを行うこととなったピアニストとそのドライバー兼用心棒。高貴な立ち振る舞いの黒人天才ピアニストと、情に厚いが粗野な白人ドライバーの友情を個性派監督ピーター・ファレリーが描いた『グリーンブック』が、第91回アカデミー賞作品賞を受賞した。

脚本家の一人であるニック・ヴァレロンガが、自身の父のエピソードを綴った作品で、アカデミー賞5部門にノミネート。作品賞のほか、助演女優賞(マハーシャラ・アリ)と脚本賞を受賞した。