【興収レポート】2月公開作の1位は『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』。「週刊少年ジャンプ」で連載していた累計発行部数6000万部超の人気マンガが原作。バレーボールに魅せられた主人公・日向翔陽が鳥野高校バレー部でバレーボールに打ち込む姿を描く。14年にテレビアニメ化され、これまで4期を制作。テレビシリーズの続きを描く。
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10日間で興収41.8億円
2月16日から公開され、週末興行ランキングで2週連続1位を獲得。25日までの10日間で興収41.8億円をあげた。公開時の週末、シネコンでの上映回数は通常は1日5回のところ、10回以上は当たり前。15回を超えるシネコンも多くあった。
23年~24年公開の大ヒットアニメの公開後10日間の興収を見てみると———
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』65.4億円
『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』58.7億円
『君たちはどう生きるか』36.2億円
『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』28.3億円
『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』58.7億円
『君たちはどう生きるか』36.2億円
『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』28.3億円
『君たちはどう生きるか』を上回る出足となっている。大ヒットに一役買ったのが入場特典。全国200万名限定で「ハイキュー!!33.5巻」が配布された。
2位は『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』。『鬼滅の刃』のテレビアニメ第4期「柱稽古編」春の放送開始に先駆け、23年に放送された第3期「刀鍛冶の里編」の第11話と「柱稽古編」の第1話を劇場上映したもの。
入場特典は、“柱”に焦点をあてた全20ページの特別冊子「柱稽古指南書」(A4サイズ)。柱を演じるキャストのコメント、竈門炭治郎役・花江夏樹が柱について語るスペシャルインタビュー、柱の総作画監督と作画監督の修正集が掲載されている。
2月2日から公開され25日までの24日間で興収17.8億円をあげた。昨年2月に公開された『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』が24日間で31.9億円。本作は56%にとどまっている。
3位は『身代わり忠臣蔵』(4.2億円)。時代劇「忠臣蔵」をベースに「吉良上野介の弟が身代わりになる」という設定を加えてコミカルに描いた土橋章宏の同名小説を、ムロツヨシ主演で映画化。(文:相良智弘/フリーライター)
[2024年2月公開作ランキング]
1位『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』41.8億円
2位『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』17.8億円
3位『身代わり忠臣蔵 』4.2億円
(ムビコレ調べ。2月25日時点)
2位『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』17.8億円
3位『身代わり忠臣蔵 』4.2億円
(ムビコレ調べ。2月25日時点)
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