「ビバヒル」の愛称で日本でも親しまれた90年代の人気ドラマ『ビバリーヒルズ高校(青春)白書』でディラン・マッケイを演じたルーク・ペリーが52歳の若さでこの世を去った。
ルークは1日(現地時間)に重度の脳卒中に襲われ、病院に緊急搬送されたが、4日(現地時間)に2人の子どもと彼らの母親である前妻のミニー・シャープ、婚約者、ルークの母親に見守られて息を引き取った。
オハイオ州出身で高校卒業後に俳優を目指してロサンゼルスへ移住。24歳で『ビバリーヒルズ高校(青春)白書』の主要キャラクター、ディラン役に抜擢され、一躍人気者になった。番組を一度降板した後、復帰し、その後は映画やドラマで活躍。最近ではNetflixの人気シリーズ『リバーデイル』に出演し、遺作となるのはクエンティン・タランティーノ監督の最新作でレオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット共演の『Once Upon a Time(原題)』。
「ビバヒル」で恋人・ブレンダ役を演じたシャナン・ドハーティーは、ルークが倒れたという一報を知った直後にインスタグラムにドラマのワンシーンの写真をアップ。「私の友人。あなたを強く抱きしめて私の力をあげる」とコメントした。
訃報が報じられた後に彼女がアップしたのは最近撮ったルークとのツーショット1枚に、ドラマの中でのツーショット3枚。
「昨日の朝、とてもショックな電話を受けました。この喪失を受け入れられず、考えもまとまりません。でも私の心は彼の家族と友人たちに捧げます。これ(訃報)を呑み込むのは、いまは無理です」
シャナンにとって、青春時代を共に過ごした盟友の突然の死は大きな衝撃だったようだ。
『リバーデイル』の脚本家チームのツイッター・アカウントは「ルーク・ペリー…あなたは喜びに満ち、活気あふれる人でした。みんながあなたを惜しむでしょう。でもあなたのレガシーは永遠に記憶されます。愛と平和に満ちて、安らかに」と追悼を綴った。
ルークの娘で18歳のソフィーは父の急病の知らせを受け、ボランティア活動で滞在していたアフリカのマラウイから帰国していたが、父と撮った近影に長文を添えてインスタグラムにアップ。
「多くのことが過去1週間に起きました。何もかも、あまりにも速かったです」「この24時間、たくさんの愛とサポートを受け取りました。たくさんの美しく心温まるメッセージの1つ1つに返事は出来ませんが、全て目を通し、家族と私にポジティブな力を送ってくれるみなさんに感謝しています。この状況で何を言うべきか、どうすべきか、わかりません。どう対処すればいいのかあらかじめ教わっていることではないし、全てが衆目の中で起きています。どうか私が全ての愛に感謝していることをわかってください。ただ静かに、感謝しています」
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