樋口真嗣監督が長年温め続けた企画をNetflixと共に映画化
草彅剛主演、樋口真嗣監督により、パニック映画の金字塔として今もなお世界中で語り継がれる映画『新幹線大爆破』(75年)が、Netflix映画としてリブートされることが決定した。
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映画『新幹線大爆破』は、1975年に佐藤純彌監督がメガホンを取り東映が制作したパニック・サスペンス映画。その人気は海を超え、後にヤン・デ・ボン監督『スピード』(94年)に影響を与えるなど、多くの映画人や、また鉄道ファンにも愛されている。
今回、元々原作映画のファンであった、樋口真嗣が長年温め続けた本企画を、Netflixと共に映画化することが決定した。映画『日本沈没』(73年)でもタッグを組んだ草彅剛を主演に迎え、爆弾を抱えた新幹線の内外で起こる様々な危機をめぐる攻防を描く。『シン・ゴジラ』(16年)『シン・ウルトラマン』(22年)などスペクタクルな映像と人間ドラマを融合させてきた樋口監督が、新幹線を舞台に最新のVFXと特撮を融合させ、新たな”新幹線大爆破”を創出する。
主演を務める草彅は、「樋口監督とは18年ぶりにタッグを組むのでとても楽しみです。世界をドキドキさせられる作品を作り上げたいと思います! 前作の主演の高倉健さんの気持ちを受け継ぎ、全力で挑みます」と意気込みを明かした。
樋口監督は、「子どもの頃からの憧れ、新幹線・超特急。かつては210キロを誇っていた最高時速も今では320キロ。高速化に比例した緊張感。そして複雑化し混沌とした閉塞感を孕んだ時代の“止まることのできない新幹線”が、まもなく出発します。犯人の要求は? 交渉は? 運行を管理する事業者の策は? 人質となった乗客たちの運命は? その時、あなたならどうする? 空前のスケール、ショッキングな展開をシャープに描きます。ご期待ください」とコメントを寄せた。
エグゼクティブ・プロデューサーの佐藤善宏(Netflix)は、「『新幹線』は日本の絶対的な信頼と安全性を象徴する世界中が認める鉄道インフラです。その一方で、その原則を逆手に取り危険性を最大限に表出したタイトル『新幹線大爆破』は日本が世界に誇る映画の1つです。この安全性と危険性の極端な要素を融合させてしまった非現実性こそが、エンターテイメントの力を引き出す魅力的なコラボレーションの作品だったと言えます。そして、約半世紀の時を経て、この新たなリブート作品は、より洗練された安全性と新たな映像技術で描かれる危険性によりさらなるエンターテイメントの高みを目指せる作品になると確信しています。ただただ、純粋にオモシロい!と叫んで頂ける作品を日本のみならず世界のお客様にお届けできるようスタッフ・キャスト一同全力を尽くします」と期待を込めた。
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