ジョン・カーペンターが『ハロウィン』テーマ曲誕生秘話明かす

#ハロウィン 2019.03.19

左からコーディー・カーペンターとジョン・カーペンター
(C) 2018 UNIVERSAL STUDIOS

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ホラー映画監督にして作曲家としての顔ももつ巨匠ジョン・カーペンターの楽曲制作風景を映した特別映像が、本日3月19日（ミュージックの日）に解禁となった。40年ぶりのリメイクとなる『ハロウィン』で父と共に音楽を担当したコーディー・カーペンターのインタビュー風景も収められている。

・［動画］解禁となった映画『ハロウィン』特別映像

本作は1978年に公開となったシリーズ第1作目から40年後を舞台とした正式な続編。前作の事件の被害者で唯一の生き残りローリー・ストロード（ジェイミー・リー・カーティス）が、再び街に解き放たれた「ブギーマン」と対峙する。本作で流れるメインテーマは、オリジナル版『ハロウィン』の生みの親であるジョン・カーペンターが作り上げたもの。40年の時を経た続編でも彼が音楽を担当しているのも本作の魅力の1つだ。

解禁となった映像では、メガホンをとったデヴィッド・ゴードン・グリーン監督が「ジョン・カーペンターの音楽が絶対に必要だったんだ」と熱弁。さらに「1作目の音楽が今回の『ハロウィン』にうまく溶け合っていると思う。シンプルなテーマ音楽はジャズに似ている」とジョン・カーペンターが生み出したテーマ音楽の魅力を分析している。

映像にはジョン・カーペンター本人も登場して「父に4分の5拍子を教わった」と話して実際に口ずさんで実演。「このリズムが『ハロウィン』にぴったりだと思ったんだ」と、長年愛され続けられているテーマ曲の誕生秘話を語った。

ジョン・カーペンターが音楽制作を行う作業場にもカメラが潜入。一緒に音楽制作作業を行った、The Kinksのデイブ・デイヴィスを父にもつダニエル・デイヴィスも「オリジナル版のスコアを使うんだけど、新しい音と新しいアプローチで作り変えるんだ」と語って「偉大な作品を守り続けているジョンと仕事ができるなんてすごいことだよ！」と偉大な映画監督にして作曲家であるジョン・カーペンターに賛辞をおくっている。

さらにコーディー・カーペンターも「オヤジなしでは本物の『ハロウィン』は作れない」と断言。息子との音楽制作の作業に「子どもたちと一緒に制作することになったんだけど、とてもうれしかった」と父親としての顔を見せた。

『ハロウィン』は4月12日より全国公開となる。