乃木坂・堀未央奈初主演『ホットギミック』の正式タイトル決定、特報解禁

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『ホットギミック ガールミーツボーイ』ポスタービジュアル
(C)相原実貴・小学館/2019「ホットギミック」製作委員会
『ホットギミック ガールミーツボーイ』ポスタービジュアル
(C)相原実貴・小学館/2019「ホットギミック」製作委員会

乃木坂46の堀未央奈が映画初出演にして初主演をつとめ、『溺れるナイフ』の山戸結希監督がメガホンをとる映画の正式タイトルが『ホットギミック ガールミーツボーイ』に決定し、特報とポスタービジュアルが解禁となった。

[動画]解禁となった『ホットギミック ガールミーツボーイ』特報

本作は、販売部数累計450万部超の女の子がドキドキする“少し大人な少女マンガ”の先駆者・相原実貴の同名コミックが原作。堀演じる主人公の成田初(なりた・はつみ)が、同じマンションに住む幼なじみの橘亮輝(たちばな・りょうき/清水尋也)、小田切梓(おだぎり・あずさ/板垣瑞生)、そして兄の成田凌(なりた・しのぐ/間宮祥太朗)の間で“本物の恋”を求めて揺れ動く、現代の女の子の葛藤と成長が描かれていく。

解禁となった特報は、堀扮する主人公の「全然、わかんないよ」というセリフとともに、橋の上に立っている彼女が何かを放り投げるシーンから幕開け。次いで「バカは生きづらくて大変だ。何のために生まれてきたの」(清水尋也)、「永遠に愛してるって思っても、次の瞬間いらなくなっちゃうんだ」(板垣瑞生)、「幸せって願うものでしょ」(間宮祥太朗)、「絶対にいつか終わっちゃうってわかってるのに、これからもずっと好きでなんていられないよね」(堀未央奈)と、登場人物それぞれの生きづらさや葛藤を吐露したセリフと映像が映し出され、知らぬ間に大人になっていく自分に戸惑いながら焦燥感を抱いている10代のリアルな心情が描かれていく。

同時解禁となったポスタービジュアルは、朝・昼・夕それぞれの時刻の東京の街と、初・亮輝・梓・凌の写真を組み合わせることで、時間の流れと人の心情が等しく移りゆくものであることを表現。4人はそれぞれが物憂げに違う方向を見つめており、すれ違う初と3人の男性の関係性も読み取ることができる。「3つの初恋。1つの答え。」というコピーは、初めての恋をする初が、たった1つの“本物の答え”にたどり着くことを予感させる。

また山戸監督は本作の正式タイトルに『ガールミーツボーイ』というサブタイトルを加えたことについて、「恋愛物語における永らくの代名詞であった、『ボーイミーツガール』を反転する、『ガールミーツボーイ』としての芸術を、描いてみようと決めていました。自分自身の主体性を奪われる恋ではなくて、自分自身の主体性を知るための恋が、もしもこの世にあるのなら、そのようなものをこそ、今新しく生まれる青春映画に映し出してみたいという念願がありました。『ホットギミック ガールミーツボーイ』、孤独な少女の漂流譚を、ぜひ、お楽しみにされてください」とのコメントを寄せている。

『ホットギミック ガールミーツボーイ』は6月28日より全国公開となる。