今だからこそ見てみたい『東京裁判』デジタルリマスター版で発売!Blu-ray化は初

#東京裁判

(C)講談社2018
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米中貿易戦争など、世界各国の緊張が高まり、日本も新しい元号へと変わろうとする今こそ振り返りたい、戦後日本の進路を運命づけた極東国際軍事裁判のドキュメンタリー『東京裁判 デジタルリマスター版』がBlu-ray、DVDで発売されることが決定した。Blu-ray化は今回が初となる。

『東京裁判 デジタルリマスター版』、その他の写真

本作は、第二次世界大戦後の昭和21年、市ヶ谷にある旧陸軍省参謀本部において開廷された「極東国際軍事裁判」、俗に「東京裁判」として知られる裁判の模様を収めたもの。アメリカの国防総省(ペンタゴン)により、第二次世界大戦の記録として丹念に撮影・収録され、保管されていた3万巻にも及ぶ貴重な記録フィルムが、25年後になって解禁。その山の中から、62年公開の『切腹』 と65年公開の『怪談』でカンヌ国際映画祭審査員特別賞を受賞した小林正樹が監督した。東京裁判の法廷内のみならず、ヨーロッパ戦線、日中戦争、太平洋戦争などの記録も収められている。

東京裁判に至るまで日本がどのような道をたどってきたのかを検証しつつ、さらにドイツで行われたニュルンベルグ裁判とも比較し、ナチスの歩みも検証するなど、全世界を網羅した激動の時代の人類史を刻印した衝撃作となっており、戦後世界の原点を垣間見ることができる。

戦争を知らない世代のみならず、平和と繁栄の中で“戦争を知らず”に育った人たちにも、この歴史ドキュメンタリーは大きく心を揺さぶるに違いない。昭和生まれも平成生まれも、時代が変わりゆく今こそ、見る価値のある作品となっている。

『東京裁判 デジタルリマスター版』Blu-ray(9600円+税)、DVD(5800円+税)は6月26日に発売となる。

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