長渕剛の主演映画『太陽の家』の製作が決定し、4月1日にクランクインすることがわかった。長渕の映画出演は1999年の『英二』(東映配給)以来20年ぶりとなる。
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長渕が演じるのは、神技的な腕を持つ大工の棟梁・川崎信吾役。普段はサングラスに強面風な、やんちゃで人情味の厚い男だが、現場で木と向き合えば職人気質なオーラを放つ。年頃の娘としっかり者の女房と幸せに暮らしている。
そんな川崎の前に、保険会社の営業ウーマン、池田芽衣が通りかかる。好みの女性には少々弱い川崎は、彼女のことを無視できないものの、独身だと思っていた芽衣はシングルマザーで、龍生という名の息子が1人いた。父親を知らずに育った龍生のことが気になる川崎は「俺が男にしてやる!」とばかりに血を騒がせる。半ば強引な川崎に龍生はなかなか懐かなかったものの、徐々に心を開くようになる。
さらに川崎は、この親子に家を作ろうと思い立つが、娘と妻と弟子たちは、そうした川崎の様子に納得がいかない。それでも家づくりに没頭する川崎だったが、ある日、龍生の父と名乗る男が現れる。
本作について権野監督は「20年ぶりの映画出演になる長渕剛さんとご一緒出来るとなり、最初の瞬間は緊張に膝が震えました。ですが実際お会いして、共に時間を過ごし、色々と綿密に様々な事を語り合っていく中で、確実にその震えは武者震いに変わっていきました。その私が感じた強烈な長渕さんのエネルギーは、この『太陽の家』の重要な礎となっています。後は長渕さんを始めとする魅力的なキャスト、そしてスタッフと一丸となり、観客の皆さんの心を震わすべく、この『太陽の家』を丁寧に大胆に建ち上げるだけです。ご期待ください!」とのコメントを寄せている。
『太陽の家』は2020年に劇場公開となる。
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