北村匠海、小松菜奈、吉沢亮の出演で、直木賞作家・西加奈子の同名小説が、『さくら』として映画化されることが決定した。原作は、50万部を突破するベストセラーで、3人は兄妹役で共演する。
・吉沢亮、好きなタイプは「あざとい人。目を見て話されるとグッとくる」
同作は、平凡な大学生の次男・薫(北村)、異常なまでに兄を愛する容姿端麗で破天荒な長女・ミキ(小松)、ハンサムで人気者の長男・一(吉沢)、そんな3兄妹を見守る愛犬のさくらの、家族の物語を描く。風変わりだが幸せだった一家は、家族のヒーロー的存在だった長男が交通事故に遭ったことにより、運命が大きく変わっていく。
また、小松は「矢崎(仁司)監督とのお仕事は今回が初めてで、共演者の方々とひとつの家族になるのは緊張でもあり未知の世界ですが、これからこの家族にどんな色がついていくのかとても楽しみです。原作からも浮き出てくるリアルな家族のやり取りと喜怒哀楽の光景がとても微笑ましく、その中で感じる生きるとは何か・愛とは何か・家族とは何か、そんなメッセージが伝わる心温まる再生物語だと感じました。今回演じさせていただく末っ子のミキと常に向き合い、とても奮闘する日々になると思いますが、自分の感じた想いを大切にミキとして生きていきたいです」とコメントしている。
さらに、吉沢は「矢崎監督、共演者の皆様は初めましての方ばかりで、皆様とどのような家族ができあがるのか、とても楽しみです。不安もありますが、監督と話し合いながらこの一家の光であり影である一という役を精一杯生きたいと思います。僕自身男4人兄弟で、女姉妹に憧れていました。妹、ワクワク」と期待を寄せている。
『さくら』は2020年初夏より全国公開となる。
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