小栗旬×星野源で『罪の声』実写映画化!脚本×監督は『逃げ恥』タッグ

#星野源

(C)2020「罪の声」製作委員会
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「罪の声」書影

小栗旬と星野源が、2020年に公開される映画『罪の声』に出演することが決定した。本作は、塩田武士の同名小説を原作に、昭和最大の未解決事件・警察庁広域重要指定114号をモチーフにしたミステリー。脚本は野木亜希子、監督は土井裕泰と、『逃げるは恥だが役に立つ』の2人が再タッグを組む。

『罪の声』事件を追う小栗旬、星野源の緊迫シーン! その他の写真

新聞記者の阿久津英士(小栗旬)は、昭和最大の未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、残された証拠を元に取材を重ねる。そんな中で、阿久津は犯人グループが脅迫テープに男児の声を吹き込んだことを疑問に思っていた。一方、京都でテーラーを営む曽根俊也(星野源)は、父の遺品の中にカセットテープを見つける。再生すると聞こえてきたのは、幼いころの自分の声。それは昭和最大の未解決事件で、犯行グループが使用した脅迫テープと全く同じ声だった。やがて運命に導かれるように2人は出会い、ある大きな決断をする。

小栗は、作品について「原作を読み終えたあと、開けてはいけないと言われている扉を開けてしまったような興奮と不安を持ったことを覚えています。この作品を映画化するのか、これは覚悟のいることだなと思いましたが、制作チームにお会いし、皆さんの揺るぎない覚悟を伺って、その覚悟の一員にさせてもらうことを決意しました。素晴らしいスタッフ、キャスト、そして独特の存在感を持ち、物腰が柔らかく、私自身、時折ただのファン目線で一緒に撮影していることを喜んでしまう、星野源という素晴らしいアーティストと共に作れること。そして、阿久津という人間を通して、数々の声と向き合い、寄り添い、反発しながら、真実の声を聞き逃さないように真相にたどり着けたらと思います。時代が変わろうとしている今、それでも忘れ去ってはいけない小さな小さな声がある。ぜひご期待下さい」とアピール。

また、星野は、「3年前、とある作品の撮影中にプロデューサーの那須田(淳)さんと雑談していた時。この作品のストーリーを聞き、その発想と恐ろしさに激しく鳥肌が立ったのを今でも覚えています。『この役を源ちゃんでイメージしているんだ』と言って頂いた時から長い年月を経て、その役・曽根俊也を演じられることを感慨深く、嬉しく思います。そして、随分前から知り合っていた小栗くんと初めてじっくりとお仕事できること、心から信頼し、尊敬している土井監督、野木さんとまたご一緒できることも本当に嬉しく、幸せに思います。悲劇でありながらも、人間がこの社会で生きる上でとても大切なメッセージが込められたこの作品の中で、曽根俊也の悲しみと共に生き、演じていきたいと思います」と出演の喜びを語った。

『罪の声』は2020年より全国公開となる。