舞台「良い子はみんなご褒美がもらえる」初日前会見がTBS赤坂ACTシアターで行われ、出演者の堤真一、橋本良亮(A.B.C-Z)、小手伸也、シム・ウンギョン、外山誠二、斉藤由貴、ウィル・タケット(演出)が出席した。
・「良い子はみんなご褒美がもらえる」公開舞台稽古、その他の写真
本舞台は「自由」と「真実」をテーマに、英国劇作家のトム・ストッパーが書き下ろした人間ドラマ。精神病院の一室を舞台に、誹謗罪で捕まった政治犯の男(堤)と、自分はオーケストラを連れているという妄想に捕らわれた男(橋本)との、想像することの「自由」、信じることの「自由」の物語が描かれる。
堤と橋本は映画『決算!忠臣蔵』(今冬公開)に続いての共演。互いの印象を聞かれると、堤は「(映画の撮影中)次に舞台を一緒にやるとわかって、最後に飲んだよな。それで『難しい役だし大変だから頑張れよ』と言ったら何か泣き出して」と橋本の泣きエピソードを紹介。さらに、「その時同じホテルに泊まっていて、ホテルに帰ってエレベーターを降りたらこいつが歩いていて。『じゃーな』と言ったらそのまま僕の部屋に入ってきて、『頑張りますから』って。まだ飲むんかなと思っていたら急に『帰ります』というので、『こいつ大丈夫かな』って」と笑いながら詳細を振り返った。
隣でその話を聞いていた橋本は「やめて!」と照れくさそうに声を上げつつ、「心配かけました。その心配をどれだけこの舞台で巻き返せるか」と気合い十分。堤の印象については「本当に優しい方で、セリフもどうやっていつも覚えているのだろうと思うほど早くて」と尊敬のまなざしを向けていた。
堤も「初めての経験だし、まだ客観的に見られてないですけど、これからもっと感じて、音楽に乗ってセリフを言うわけではないので逆に無視して(演技を)できるようになりたいです」と身を引き締めていた。
舞台「良い子はみんなご褒美がもらえる」は4月20日から5月7日までTBS赤坂ACTシアターにて上演される。
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