「ドラゴンクエスト」シリーズ初のフル3DCGアニメーション映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』の新たなボイスキャストが発表され、ケンドーコバヤシ、安田顕、松尾スズキ、山寺宏一、賀来千香子の配役が判明した。
主人公と共に旅に出るサンチョには、“ドラゴンクエスト大好き芸人”ケンドーコバヤシ。「お話をいただいた時、果たして僕の役はフローラなのか、ビアンカなのかと思い、背中に汗が流れた思い出があります。よくよく考えれば、フローラとビアンカ、どっちを選ぶかで同級生とケンカをしていたのがよき思い出です。そんな中、ここで再び選択するのかと心臓がバクバク言う中、『サンチョです』と言われ、思わず『よかった』とつぶやいてしまいました。私生活では人の言うことを聞かない僕ですが、サンチョを演じている間は、主人のためならなんでもする所存です。映画をお楽しみください」とボケつつアピールした。
魔物の元から逃げ出したリュカとヘンリーを助ける謎の老人プサンには安田顕。「ドラクエIは、小学生の頃でした。兄がファミコンのコントローラーを握る背中越しに、ブラウン管に広がる世界に夢中になりました。最近、ドラクエX?にプレステで夢中になる娘の背中越しに、モニターに広がる世界を見つめながら、共有できる喜びを得ました。時代を超えた伝説に参加できることに心より御礼申し上げます。重要なポジションを任せていただきました。心より感謝申し上げます」と喜びを語った。
フローラの父であり、サラボナの大富豪のルドマンには松尾スズキ。「若い頃、会社を辞めてプータローを決め込んでいた頃、3畳の部屋でずっぷりファミコンのドラクエにはまっておりました。ファミコンから伸びたニクロム線をテレビのアンテナに巻きつける作業も今では懐かしい思い出です。復活の呪文を書き間違えて、当時の彼女と血で血を洗う喧嘩をしたのも、また懐かしい。まさか、その頃は、それが映画化されて、自分がその出演者になるとは思いもしませんでした。胸熱というやつです。しかし、難しかった。キャラを演じる気恥ずかしさを瞬時に体から追い払うのに力が必要でしたが、楽しかったです」と振り返りながらコメントした。
また、リュカと共に数々の冒険に挑んでいくスラりんに山寺宏一が、リュカの母で魔物に囚われているマーサに賀来千香子が決定している。
『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』は8月2日より全国公開となる。
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