鬼才ジム・ジャームッシュ監督最新作は、まさかのゾンビ映画!

#ジム・ジャームッシュ

『The Dead Don’t Die(原題)』
Credit : Abbot Genser / Focus Features © 2019 Image Eleven Productions, Inc.
『The Dead Don’t Die(原題)』
Credit : Abbot Genser / Focus Features © 2019 Image Eleven Productions, Inc.

『ストレンジャー・ザン・パラダイス』(84年)、『ダウン・バイ・ロー』(86年)、『ミステリー・トレイン』(89年)などの作品で映画ファンを魅了してきた鬼才ジム・ジャームッシュ監督。2016年には、バス運転手の何気ない日常を切り取った『パターソン』、伝説のバンド「ザ・ストゥージズ」に迫る音楽ドキュメンタリー『ギミー・デンジャー』の2作を同時発表し話題となった同監督の、3年ぶりの新作『The Dead Don’t Die(原題)』が来年2020年の春に全国公開されることがわかった。

[動画]アダム・ドライバー×永瀬正敏×ジム・ジャームッシュ監督/映画『パターソン』予告編

本作は、現地時間5月14日から開催される第72回カンヌ国際映画祭のオープニング作品&コンペティション部門作品で上映される。長年インディペンデント映画界に君臨するジャームッシュが、ついにソンビ映画を手がけたことで世界中で話題沸騰中だ。

キャストには、『パターソン』に続きアダム・ドライバーが出演するほか、本作で同監督と3度目のタッグとなるビル・マーレイや、ティルダ・スウィントン、クロエ・セヴィニー、スティーヴ・ブシェミ、トム・ウェイツ、セレーナ・ゴメス、ダニー・グローバー、イギー・ポップ、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズら、常連組から注目の若手まで、豪華な顔ぶれが集結している。

舞台はアメリカの田舎町センターヴィル。3人だけの警察署で働くロバートソン保安官(ビル・マーレイ)とピーターソン保安官代理(アダム・ドライバー)は、いつもの他愛のない住人のトラブルの対応に追われていたが、突如、街にゾンビが出現しだし、思わぬ事態に巻き込まれていく。アダム・ドライバーとビル・マーレイのオフビートなバディ感にも注目だ。

『The Dead Don’t Die(原題)』は2020年春にTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開となる。

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