女優の長澤まさみが5月17日、TOHOシネマズ 日比谷にて行われた映画『コンフィデンスマンJP』初日舞台挨拶に、東出昌大、小日向文世、小手伸也、織田梨沙、竹内結子、三浦春馬、江口洋介、田中亮監督と共に登壇した。
ダー子(長澤)、ボクちゃん(東出)、リチャード(小日向)という3人の信用詐欺師が、さまざまな業界の欲望にまみれた人間たちから大金を騙し取る姿を描いたフジテレビ月9ドラマを実写映画化した本作。劇場版では、香港マフィアの女帝ラン・リウ(竹内)や、彼女の宝石を狙う天才恋愛詐欺師ジェシー(三浦)らを巻き込み、壮絶な騙し合いを展開する。
この日は、いつもは騙す側のダー子を騙そうという企画を実施。長澤以外の8人が持つくす玉の中に1つだけ入っている「大ヒット」を、登壇者の発言から読み取り当てるというもの。東出や小日向、織田らが、思い思いに「このくす玉が大ヒットだ」とプレゼンする中、三浦は「これは外れだよ」と逆の発言。
大いに悩んでいた長澤だったが、劇中、小手演じる五十嵐はダー子への一途な愛を宣言していることを根拠に「私のことが好きだから騙すわけがない」と小手を指名する。勢いよくくす玉を引くと「ダマされた」という垂れ幕が。長澤は不服そうに小手を見つめると、小手は「違う、ダー子ちゃん。僕が悪いわけじゃないんだ」と懸命にフォローしていた。
しょんぼりとした長澤だったが「ドラマ、映画とこの作品に関わらせていただき、いい経験をさせてもらいました。お客さんに楽しんでもらいたい一心で作りました」と力強く述べると「まだまだこの作品が続いていくことを祈っています」と早くも続編への思いを語っていた。
(text&photo:磯部正和)
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