映画『アラジン』大阪プレミアイベントが5月27日にハルカス300で行われ、中村倫也と木下晴香が出席。地上約300mにある日本で一番空に近い展望台で、名曲「ホール・ニュー・ワールド」を生歌で披露した。
本作のプレミアム吹替版で、中村は主人公のアラジン役を、木下は王女ジャスミン役をつとめた。2人は劇中でセリフだけでなく、歌の吹替も担当している。会場に白いスーツの中村、ジャスミン風のドレスの木下が登場すると、詰めかけたファンは大盛り上がり。吹き抜けのスペースでのイベント実施について、中村は「僕が高所恐怖症と知っててここにしたのでしょうか?」と語り、笑いを誘った。
「ホール・ニュー・ワールド」は、憧れの女性を魔法のじゅうたんで旅に誘うアラジンの喜び、そして求めていた自由な新しい世界へと飛び出したジャスミンのときめきを表現した曲。本作のストーリーにおいて、アラジンとジャスミンの心の距離が縮まる様子を描いた本作で最も重要なシーンの1つだ。2人が「ホール・ニュー・ワールド」を披露すると会場は一気にロマンチックな雰囲気となり、アラジンがジャスミンを優しくリードしたように、中村が木下の手を取り、歌いながら舞台上の魔法のじゅうたんへ。まるで映画のなかからアラジンとジャスミンが抜け出してきたかのような演出と、2人の美しいハーモニーに観客もうっとりしながら、世界中で愛され続けている名曲を完璧に歌い上げた2人に会場からは大きな拍手が巻き起こった。
『アラジン』は6月7日より全国公開となる。
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