福山雅治と石田ゆり子の初共演で、芥川賞作家・平野啓一郎原作の切なくも美しい大人のラブストーリーを描く『マチネの終わりに』。同作の劇中で、福山がクラシックギターに初挑戦することがわかった。
主人公の天才クラシックギタリスト・蒔野聡史役をつとめる福山は、日本を代表するクラシックギター奏者である福田進一からアドバイスを受け、およそ3ヵ月におよぶ練習を行った。人生初のクラシックギターは、普段使っているアコースティックギターやエレクトリックギターとまったく違う演奏方法で苦戦したそうだが、福田いわく「天性の音楽家としての勘の良さ」で見事に技術を習得したという。
福山は「僕が今まで自分なりにやってきたアコースティックギターやエレキギターとは、全然違うもので、大変勉強になりました。福田さんのアドバイスの元、クラシックギターの弾き方、押え方を学べたことで、自分の音楽にフィードバックするものがたくさんありました。『クラシックギターでの弾き語り』という演奏スタイルも、さっそくライブに取り入れさせていただいております。これからの音楽人生でクラシックギターを演奏する時、蒔野聡史というギタリストはずっと自分と共にいて、同時に、競うべきライバルになってゆくのだと思います」とコメントしている。
『マチネの終わりに』は11月1日より全国公開となる。
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