1988年に公開され大ヒットを記録した名作ホラー『チャイルド・プレイ』を、現代の最新AI技術搭載で復活させた『チャイルド・プレイ』。この映画のL.A.プレミアが現地時間6月19日(日本時間6月20日)にロサンゼルスのアークライト・ハリウッドにて行われた。
ホラー映画らしく、この日はブラックのカーペットが敷き詰められる中、等身大のチャッキー人形がお出迎えする会場に、チャッキーの声をつとめるマーク・ハミルをはじめ、主人公の少年アンディ役のガブリエル・ベイトマン、アンディの母カレン役のオーブリー・プラザ、チャッキーを現代に蘇らせた新進気鋭のホラー監督ラース・クレヴバーグらが登場。
今回新たにAI技術を搭載し、人々を恐怖のどん底に陥れることになる最新型チャッキーの声を演じたマーク・ハミルは、この役柄を受けた理由について「(脚本が)すごく新しかったからね。オリジナル版が好きだったから、最初は『なんでまた?』と思ったけど、脚本がすごく新鮮で挑戦することにしたんだ」とコメント。劇中でチャッキーが歌う1度聞いたら耳から離れない印象的な歌「バディ・ソング」については、「(作曲家の)ベアー・マクリアリーの素敵な子守歌のおかげさ。人形にぴったりの歌だけど、ストーリーを考えると怖いよね」とその出来栄えに自信をのぞかせる。
この歌を生み出した作曲家のベアー・マクリアリーも参加しており、彼はハミルのレコーディングについて「マークと仕事がでてとても興奮したよ。彼はプロのシンガーじゃなかったけど、僕がアコーディオンを取り出して、『どんなキーがマークの声に合うか、さぁキーを見つけよう』ってデモを作って、彼が家で練習してくれて、次のセッションには準備万端でレコーディングに臨んでくれた。彼は本当にプロフェッショナルで、一緒に仕事ができて光栄だったね」と振り返った。
クレヴバーグ監督は「日本のホラー映画や幽霊の映画は本当に素晴らしくて、私のデビュー作『ポラロイド』や『チャイルド・プレイ』も日本のホラー文化にとても影響を受けています。なので日本のファンに『チャイルド・プレイ』をお見せできるのがとても光栄です。ぜひ映画館で見てください」と話していた。
『チャイルド・プレイ』は7月19日より全国公開となる。
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