蜷川実花が監督をつとめ、中谷美紀、池田エライザらが出演するNetflixオリジナルシリーズ『FOLLOWERS(フォロワーズ)』の撮影がクランクアップ。笑顔でクランクアップを喜ぶ写真とコメントが到着した。
何もかもがある代わりに、時にすべてを奪い去っていく街=TOKYO。そんな東京の“今”を敏感にキャッチし、自らの手で成功を手にした女たち。一方で、まだ“何者でもない”若者たち。華やかで危険なTOKYOで懸命にサバイブしようとする彼らの人生が、SNSを通じて意外な形で交錯していく。
中谷が演じるのは、第一線で活躍する女性写真家の主人公・奈良リミ役。池田が、漠然とした女優への夢を抱えて上京する百田なつめ役に扮する。ほかに夏木マリ、板谷由夏、コムアイ、中島美嘉、上杉柊平、金子ノブアキ、ゆうたろうという幅広い世代の豪華キャスト陣が集結し、TOKYOのリアルライフをゴージャスに盛り上げる。
クランクインしたのは3月19日。“今”の東京を舞台に都内各地を中心に撮影が行われてきた。リミ(中谷美紀)を中心に描かれたのは、モラルにとらわれない確固としたライフスタイル、恋はするが相手に依存することはない自信にあふれた生き様。だが、そんな彼女たちも人知れず孤独や葛藤を抱えている。
一方、なつめ(池田エライザ)を中心としたまだ“何者でもない”若者たちは、無限の可能性を秘めながらも、苛立ちと根拠のない自信の間を行ったり来たり。誰もがつかみ取りたいのは、自分らしい幸せの形なのだ。3ヵ月以上に渡る撮影の末、クランクアップしたのは7月3日。
クランクアップにあたり、リミ役の中谷は「毎回、新たなお仕事のお話をいただくたびに、初日は本当に緊張するんですよね。新たな役に携わるときは、毎回毎回、自分の殻を脱ぎ捨てて、見知らぬ人物の体の中に入っていくという感じで。もしくは新たな魂を自分の体の中に入れるという感じなので、戸惑いますし。終わるときは、毎回本当に清々しい気持ちで『終わったー!!』っていう感じです。女性の生きづらさみたいなことが、今もしきりに叫ばれていますし、自分でもそれは感じることではありますけれども、時代のせいにしたり、社会のせいにしたり、人のせいにしたり会社のせいにしたりすることは、簡単ですし、自分自身もそうしてしまいがちではあるのですが、この作品を通じて、自ら運命を切り開いていくと言いますか、自由も権利も掴み取るものなのだと教えていただいたように思います。年齢や性別を何かを諦める理由にしない人間でありたいなと思いました。女性礼賛の作品なので、当然女性にはご覧いただきたいですし、女性の生態を不可解に思っていらっしゃる男性にもご覧いただきたいですし、属性を問わず世界中の方にもご覧いただきたいです」とコメント。
『FOLLOWERS』は2020年初頭より全世界190ヵ国に独占配信される。
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