ドラマ『3年A組 −今から皆さんは、人質です−』などで鮮烈な印象を残す堀田真由が主演し、世界で最も邪悪な心理学実験として知られる「スタンフォード監獄実験」をベースにした映画『プリズン13』の特報とポスタービジュアルが解禁となった。
7日間の実験で100万円の高額報酬。人気VTuberソフィアの公開実験<監獄実験>の被験者に選ばれたマリ(堀田真由)は、4m四方の巨大な檻が鎮座する奇妙な実験室にいた。囚人と看守に分かれた被験者12人。看守となったマリだったが、優しさがアダとなり、囚人の暴走を許してしまう。怒り狂った看守たちは戯れを理由に、囚人たちを苛め抜き、マリの立場も危うくなっていく。そして、ヒートアップする実験をさらに煽る13人目の存在ソフィア。1日2回アップされる配信動画は、圧倒的な視聴回数を記録。配信を見守るマリの姉であるユマは、夫のコウキの助けを借り、マリを救出すべく動き出す。
監督・脚本をつとめるのは、映画『舟を編む』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した渡辺謙作。主演は冒頭にも記した通り堀田真由で、そんな堀田演じる主人公マリを、監獄実験から救い出そうと奮闘する姉のユマを板野友美、ユマの夫コウキを前野朋哉、元ヤンキーの囚人グレを元Popteenモデルの中島健、看守長ゲーテをドラマ『SUITS/スーツ』の岩井拳士朗が演じる。
解禁となった特報は、堀田演じるマリの「ソフィアって知ってる?」というセリフからスタート。「次の実験に参加する人を募集してて、1週間で100万もらえるの」と姉のユマに相談。そして、半信半疑ながらもその実験に参加することになる。特報はここから一転、檻のある監獄実験現場へと舞台を移し、被験者となった12人の男女の理性が次第に失われていき、マリが姉のユマに助けを求めるところが描かれていく。
また、同時解禁となったポスタービジュアルは、巨大な檻が鎮座する奇妙な実験室に集められた12人の男女が看守と囚人役を演じている姿を写したもの。そして、モニターには、配信を見守るユマとコウキが。タイトルが意味する「13」人目の存在の謎は深まる一方だ。
『プリズン13』は8月30日よりシネマート新宿ほかにて公開となる。
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