痛バを持ちグッズを買いまくる女性たちが、坂本真綾で大炎上！

#あんさんぶるスターズ！#元ネタ比較 #小野友樹 #柿原徹也 #梶裕貴 2019.07.23

主人公が登場すると発表されて大炎上⁉
【元ネタ比較】『あんさんぶるスターズ！』中編

人気の女性向けアプリゲーム「あんさんぶるスターズ！」、略して「あんスタ」がアニメシリーズ化されて放送中だ。

約40人もいるメインキャラクターはそれぞれ魅力的で、声を担当している声優陣も豪華！小野友樹、柿原徹也、前野智昭、森久保祥太郎、梶裕貴などなど、多数の人気アニメでメインキャラクターを演じる声優たちが集結している。

さらに、キャラ設定やストーリーが細かいのも、このコンテンツの醍醐味のひとつ。ゲームを進めていくと、ストーリーが開放されて読み進められるノベルゲームのようになっている。キャラクターひとりひとりの過去やキャラクター同士の支え合い、葛藤やしがらみ、部活の先輩後輩の繋がり、生徒会の存在といったバックグラウンドが見えてきて、キャラクターへの思いも深まるというもの。

かくしてファンたちは課金してでもゲームを進め、推しキャラへの愛のためにグッズを買いまくるのだ。推しグッズは痛バと呼ばれるバッグによって示される。バッグに缶バッジを付ける例のバッグだが、同じキャラクターというだけでなく、同じ柄のまったく同じ缶バッジでバッグ一面を埋め尽くすように付けるのが熱いファンの間では主流だ。

ヲタクたちはこぞって、推しキャラへの熱い愛をたっぷり詰め込んだ痛バを持ってイベントへと行く。イベントのなかのひとつがライブだが、このライブも「あんスタ」は他のゲームやアニメとは趣向が違う。

通常のゲームやアニメのライブは声優たちが行うもので、非常に人気があるイベントで「あんスタ」でも行われている。だが、それとは別に「あんスタ」はキャラクターたちが行うライブが開催されているのだ。

ステージで生のバンドが演奏し、その演奏にのせて3Dのキャラクターたちが3次元のアイドルのように歌ってダンスを披露する。3次元のライブのように出演者同士の交流やじゃれあいがあり、MCだってあるし、コール&レスポンスだってある。ファンたちは推しキャラたちが本当に生きて存在しているかのような感覚を味わうことができる。このようなライブ形式は他のゲームやアニメのコンテンツでは珍しいことだろう。「あんスタ」のヲタクたちはますます愛を募らせるのだ。

そして、この夏、満を持してテレビアニメシリーズ化されたのだ。しかし、キャラクターの声優たちはゲームと同じで順当だったが、“あんず役坂本真綾”と発表があったときは「あんスタ」ヲタクたちはざわついた。いや、ざわついたどころじゃなく悲鳴が上がって大炎上したのだ。

・後編「炎上騒ぎを丸くおさめたのは、ギャグ要素を真面目な顔して散りばめるあの人！」へ続く…

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