7月9日にくも膜下出血のためにこの世を去ったジャニー喜多川さんが製作総指揮をつとめた『映画 少年たち』の追悼上映が決定した。
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この追悼上映は、ジャニー喜多川さんの突然の逝去に、全国のファンから配給会社の松竹に対し「ジャニーさんの思いの詰まった映画をもう一度見たい」「ジャニーさんの最後のメッセージをもう一度感じたい」といった、映画館での再上映を望む声が多数寄せられたことから実現。8月16日より丸の内ピカデリーほかにて上映される。
1969年に初演を迎えて以来、幾度も上演を重ねてきたジャニー喜多川さん、企画・構成・総合演出の舞台「少年たち」。『映画 少年たち』は舞台の初演から50年となる今年、初めて映像化された作品で、3月29日に初日を迎え全国158館で上映。約50万人動員し、さらには日本を超えて「北京国際映画祭」のパノラマ部門に選出され特別上映をはたすなど、大きな話題を呼んでいた。
特筆すべきは、サプライズ好きのジャニー喜多川さんらしく、映画上映と共に、当日誰が出演するかシークレットのライブパフォーマンス(実演)を組み合わせた「映画と実演」という近年まれにみる実験的な取り組みをしたこと。これは映画製作当初よりジャニー喜多川さんが思い描いていたプランだった。
松竹としては、ジャニー喜多川さん初となる映画の製作総指揮であり、最後の、唯一の製作総指揮作品となった本作を通じ、同氏のエンターテインメントにかける情熱とその愛情を継承していくという。
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