『愛の不時着』のイケメン兵士が、熱狂&感涙のバスケ映画でスクリーンデビュー

#イ・シニョン#リバウンド#韓国#韓流

イ・シニョン
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リバウンド
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イ・シニョン
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廃部寸前の弱小バスケットボール部が、まさかの全国大会進出! 韓国全土を涙と感動で包んだ実話を映画化した映画『リバウンド』が今週末から公開された。

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リバウンド

『リバウンド』 2024年4月26日より公開中 (C)2023 NEXON Korea Corporation, B.A. ENTERTAINMENT, WALKHOUSECOMPANY ALL RIGHTS RESERVED

交代選手もいないわずか6名の高校生チームを全国大会の決勝という晴れの舞台へ導くコーチ役には、ドラマ『タッカンジョン』『マスクガ―ル』や映画『シークレット・ジョブ』のアン・ジェホン。バスケットボール部の部員には、『愛の不時着』『浪漫ドクター キム・サブ 3』などの話題作に出演し注目を集める若手俳優イ・シニョン、2AMのチョン・ジヌン、『偶然見つけたハル』『女神降臨』など人気作出演が相次ぐチョン・ゴンジュ、『恋慕』で話題となったキム・テクといった新鋭俳優たちが勢揃い。

『愛の不時着』の北朝鮮イケメン兵士役でブレイクしたイ・シニョンが、韓国初の本格バスケ映画『リバウンド』について語ってくれた。

[動画]アン・ジェホン、2AMジヌン、イ・シニョン出演!『リバウンド』予告編

イ・シニョンの写真はコチラ

好きな日本映画は『クローズ ZERO』、小栗旬にも思い入れ!

Q:『リバウンド』を通じてスクリーンデビューすることになり、スポーツを本格的に扱った作品に出演するのも初めての経験のようですが、今回映画に出演した理由についておうかがいしたいです。
イ・シニョン:今回の『リバウンド』という作品は、実は私にとってすべてが初めてだったと言っても過言ではありません。 映画というジャンル、球技種目でもバスケットボール、実話を基に実在の人物をモチーフに演技するということ、すべてが初めてでした。けれど、とても挑戦したかったので、(チャンスを)逃したくありませんでした。未熟な私にチャンスを与えてくださった監督、映画を一緒に作っていくすべての方々に迷惑をかけないよう頑張ってみようと決意し、演じることになりました。
欲張らずに一つひとつ基礎を積んで訓練し、徹底的に準備して作品に入りたい、という覚悟を決めて初めての撮影に臨みました。   そのおかげで無事に撮影を終えることができたと思います。 俳優としても一層大きく成長でき、貴重で大切な時間でした。

Q:本作に出演するために、毎日バスケットボールの練習をして監督にビデオを送ったと聞きました。どんなところに魅力を感じたのでしょうか?

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イ・シニョン:まず私がバスケットボールというスポーツに無知だったので、監督との最初のミーティングの時にはキャラクターと作品について、お互いに話をしました。
ミーティング後に聞いた話ですが、監督が私とギボムというキャラクターのシンクロ率が高いと思っていたようです。ただ、ギボムの役割が中心的な役割のうえ天才ガードポジションなので、バスケットボールに対する基本技術は持っていなければならず、そ
の部分が一番心配だったと聞きました。もしその点を監督が心配されているのであれば、私への確信と信頼を言葉ではなく実際に行動で示したかったですし、上手ではないですが最善を尽くして毎日違う成長する姿を見せたかったんです。無理のない範囲で朝と夕方に時間を作って、自然な動きが身に付くよう練習する過程を映像で記録しました。 このような努力を監督が気に入ってくださったので、私にチャンスを与えてくださったのだと思います。
そして本作の一番の魅力といえば実話に基づいた内容、実在の人物を演じられるという点が私にとって最大の魅力で、大きな決め手だと思います。

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Q:バスケットボールの経験がなかったということですが、撮影を進めていて一番大変だった点はどのような点でしょうか?

イ・シニョン:もちろんバスケットボールが一番大変でした。私以外の他の俳優たちは、実際にバスケットボール選手出身だったり、ストリートバスケットボールができる水準だったので、大変でした。撮影前に基本スキルから固めて習得していくのに時間がかかったのですが、俳優たちもお互いに助け合いながら一つひとつ作っていくうちに頼りになり、そのおかげで良いシナジー効果を生み、楽しく撮影することができました。
大変だったエピソードとしては、私が劇中、足首にテーピングをしているのですが、実は事実とは違い撮影のため実際には何ヵ月も休まずにプレイをしていたので、ダメージが蓄積し、自分自身を支えるために必要でした。そういった中で、私が本当にこの作品に没頭し、ベストを尽くしていたんだと感じたことを覚えています。

Q:実在の人物を演じるためにキャラクター研究を徹底されたと聞きました。役作りの際に特に意識した部分はありますか?
イ・シニョン:実は今回、役作りには非常に悩みました。いくらリアルに演じようとしても“イ・シニョン”が出てくる部分があると思い、準備する過程から差をつけて攻めてみようと努力しました。
モデルになった実在の人物(チョン・ギボムさん)のインタビューでの話し方、声のトーン、姿勢、ジェスチャー、ヘアスタイル、細かい癖までを自分と比較し、分析しながらシンクロ率を高めました。ほかにも選手たち、友人、家族関係から垣間見る様々なことを綿密に掘り下げ、分析しようと頭を悩ませました。
それでも理解できなかったり、困難にぶつかった時はカン・ヤンヒョンコーチとチャン・ハンジュン監督に相談してアドバイスを求めました。

Q:今後、映画やドラマに出演するにあたって挑戦してみたいキャラクターはありますか?
イ・シニョン:今は色んな役に挑戦してみたいので、特に希望はありません。実力を積んでもっと成長できる機会をいただいたら、その時は何でも躊躇せず果敢に演じてみたいです。

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Q:日本の映画やドラマの中で好きな作品はありますか?
イ・シニョン:学生時代に『クローズ ZERO』という映画を見たのですが、その時に小栗旬さんのことを知りました。気になって彼の作品を探して拝見し、ドキュメンタリーなども見た記憶があります。時間が経って今、私も同じ俳優という職業に就くことになり、思い入れのある俳優さんです。

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Q:最後に、日本の観客に一言お願いします。
イ・シニョン:『リバウンド』という私の初めてのスクリーンデビュー作が日本でも公開されるというニュースを聞いて、とてもワクワクするし、嬉しかったです。 日本でも多くの方々に作品をご覧いただき、私たちが込めた“リアルな青春”を感じていただけたらと思います。 多くの期待と関心をお願いします! 私も日本で活動できる機会があったら直接お会いしてご挨拶したいです。 ありがとうございます!

本作は、2012年の韓国で交代選手もいない弱小チームを全国大会決勝進出を成し遂げたカン・ヤンヒョンコーチと、釜山(プサン)中央高校バスケットボール部の実話を映画化。監督を務めるのは、韓国初の医療サスペンスドラマで日本でもリメイクされ話題となった『サイン』で脚本と演出を手掛け、『記憶の夜』の監督もつとめたチャン・ハンジュン。脚本は、人気と実力を兼ね備えたクォン・ソンフィとキム・ウニらの強力タッグ。クォン・ソンフィは『工作 黒金星と呼ばれた男』で第27回釜日映画賞脚本賞を受賞した他、Netflixシリーズ『ナルコの神』を手がけている。一方キム・ウニも、Netflixの『キングダム』をはじめ『シグナル』など話題作が続き大韓民国最高と定評のある実力派。そこに、『犯罪都市』シリーズ製作スタッフが集結した豪華な作品だ。

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