舘ひろし&柴田恭兵、『あぶ刑事』“再集結”への想いを吐露「8年間も空いていたという気がしない」

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『帰ってきた あぶない刑事』
(C)2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会
『帰ってきた あぶない刑事』
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『帰ってきた あぶない刑事』

昭和・平成・令和、3つの時代を超える“最強のバディムービー”大復活

映画『帰ってきた あぶない刑事』の完成披露舞台挨拶が開催され、舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオルに加え、土屋太鳳、吉瀬美智子、西野七瀬、原廣利監督らが登壇。貴重なトークを繰り広げた。

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舘は「(前作から)8年ぶりになりますが、8年間も空いていたという気が全くしない。このお話をいただいた時に、もうすごく嬉しくて。すぐにやりたいとお返事しました」と当時の熱量あふれる想いを明かす。

・【動画】舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオル、『あぶ刑事』が昔と変わったところ明かす

『帰ってきた あぶない刑事』

一方、柴田も「本当に歳をとると月日が経つのは早くて、僕も3年ぶりくらいな感じがしますね」と回顧する。「舘さんと会えるのが本当に楽しかったですし、何よりもこの4人が揃うのは改めて最強だなと。実家に帰ってきたみたいだなと思いました。舘さんはそのまんま鷹山で、僕もそのまんま“セクシー大下”なので。役作りとか準備は必要ないんです」と語っていた。

『帰ってきた あぶない刑事』

浅野は自身が演じる薫の見どころについて言及。薫のド派手な登場シーンは毎回話題を集めているが、浅野は「薫に関しては、監督が爆発させてくれて。私はあそこまでさせなくていいと思っていたんですが、監督も若さがありあまっているので(笑)、あんな感じになっちゃいました」と茶目っ気たっぷりに明かし、笑顔を見せた。

さらに仲村は「僕は帰ってきたというよりもずっと港署にいたという設定だったのですが、撮影に入ってみたらそれがすごくしっくりきましたね。2人(タカ&ユージ)が帰ってきたというよりも、ずっとそこにいたんだなと。薫さんも含め、3人が帰ってきちゃって嬉しいような切ないような、そんな気持ちでした」と心境を振り返っていた。

本作で初めて「あぶ刑事」シリーズへの参加となった土屋、吉瀬、西野らゲストキャストには、周囲からの反響やタカ&ユージと対面した感想についての質問が。土屋は「私の家族も『あぶ刑事』が大好きなので、今でも信じられないくらい嬉しい気持ちでいっぱい。初めて舘さんと恭兵さんとお会いした時に、お2人のスーツ姿がカッコ良すぎて…。目から鱗がボロボロ落ちました。“何がこんなにかっこいいのかな”と思っていたんですが、よく“宇宙に行った人は地球の輝きを見てすごく驚く”といいますよね。そんな気持ちです(笑)」と必死に感動を伝えようとする姿が会場の笑いを誘った。

『帰ってきた あぶない刑事』

「『あぶ刑事』は若い頃に見ていましたので、まさか目の前に本人が…という感じでした。最初にお話しした時の記憶がほぼないくらいです」と、2人と対面を果たした当時の感動を振り返るのは吉瀬。「(劇中で)私は舘さんにバッグハグをされちゃうんですよ。本当にキュンとなるんです。私も一生懸命に香水をつけたりして、タカさん(舘)に好きになってもらうためにアップしたりもしていたので、そのシーンをぜひ見てください。お2方とも素敵で、絶対に恋に落ちると思います」と魅力を熱弁していた。

そして「私は(タカ&ユージと)直接的に見つめあったりするようなシーンはなかったんですが、勝手に拝見してかっこいいなぁと思っていました」と明かす西野は、舘・柴田から仲村への“愛あるいじり”に衝撃を受けたという。「私が演じたのは町田課長(仲村)の部下という役どころでしたが、そこでお2人からの透さんへ“リアルいじり”といいますか(笑)、無茶振りがたくさんあって」と撮影現場の様子を明かしながら、「毎回どんなアドリブが飛び出すかわからなくて。ずっと昔から鍛えられてこられているので、どんなアドリブにも綺麗に返されていてすごく驚きましたし、私もヒヤヒヤしながら現場にいました」と振り返っていた。

『帰ってきた あぶない刑事』

本作のメガホンを取ったのは、「BABEL LABEL」に所属する原廣利監督。原監督はTVシリーズ『あぶない刑事』で監督を努めてきた原隆仁の息子でもあるが、あえて何かを意識して撮影を行うことはなかったという。「ただ、必死だったのは間違いないなと。歴史ある作品なのでファンの方たちを裏切ることができないし、『あぶ刑事』を知らないような世代の人にも魅力を知って欲しいなという想いで、昔のファンも新しいファンも両方が喜んでもらえるような形を目指しました」と明かしていた。

『帰ってきた あぶない刑事』

最後にこれから本作を鑑賞する一般客に向け、舘&柴田からメッセージ。舘は「『あぶない刑事』が帰ってきました。今回は新しい『あぶない刑事』に仕上がっていると思うんです。どうぞ最後まで楽しんでください」、柴田は「見終わった後にきっと、“西野さんの役をやってみたかった”とか、“太鳳さんの役をやってみたかった”、“吉瀬さんの役をやってみたかった”とか、必ず思うと思います。でも、無理です!(笑)とっても素敵な作品になっているので、ぜひ映画館に何度も足を運んでください。今日は本当にありがとうございました」と語り、大盛況の中舞台挨拶は幕を閉じた。

『帰ってきた あぶない刑事』は5月24日より全国公開。

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