人気ドラマ『デスパレートな妻たち』のスーザン役で知られるフェリシティ・ハフマンが、娘を名門大学へ裏口入学させた罪で禁錮14日の実刑判決を受けた。
ハフマンは2017年に娘の大学進学適性試験(SAT)の点数を改ざんするため、主犯のウイリアム・リック・シンガー被告に1万5000ドルを支払い、有罪であることを今年5月に行われた裁判で認めていた。求刑は禁錮4ヵ月と罰金2万ドルだったが、判決は禁錮14日と罰金3万ドル、そのほか1年間の保護観察、250時間の社会奉仕活動も科された。
夫のウィリアム・H・メイシーに伴われた出廷したハフマンは「私のしてしまったことを心から恥じています」「選択をしなければなりませんでしたが、私には『ノー』ということもできました」と謝罪を述べた。
13日(現地時間)に判決が言い渡されるのを前に、夫や友人たちが裁判官にハフマンを擁護する書簡を送ったが、その1人が『デスパレートな妻たち』で共演していたエヴァ・ロンゴリアだ。番組が始まった当初の2004年、まだ無名だったロンゴリアは撮影現場で共演者からいじめられていたが、そんな彼女をかばっていたのがハフマンだった。
ロンゴリアはいじめをしてきた相手の名前は伏せたまま「その人と仕事をしなければならない日々は拷問そのものでした」「ある日、フェリシティがその人に『やめなさい』と言ってくれたら、すべて止みました。私は誰にもいじめについて文句を言ったり、言及したことはありませんでしたが、フェリシティは私の不安な表情から察してくれたのです」と明かした。さらに数年後、ほかのメインキャストに比べてギャラが低かった彼女のために格差改善を働きかけたのもハフマンだったという。「番組の成功は私たちのうちの誰か1人ではなく、私たち全員によるものだから」と数週間にわたって言い続けたことで、ロンゴリアの待遇は改善したという。
公平さを求めて行動したハフマンなのに、愛娘のために魔が差してしまったのか。罪を素直に認めた彼女の今後を見守りたい。
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