FANTASTICS八木勇征、脚本を読んで「涙が止まりませんでした」人生で一度だけ使える“魔法”めぐる感動作の主演に決定
鈴木おさむ原作・脚本『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』の制作が決定
八木勇征(FANTASTICS)が主演を務め、鈴木おさむが原作・脚本を務める『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』の制作が決定。併せて井上祐貴、櫻井海音、椿泰我(IMP.)らフレッシュな豪華メインキャスト陣が発表となった。
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とある田舎の小さな村。この村の少年たちは18歳になると、あることを伝えられる。それは「この村で生まれた男の子は、人生で一度だけ魔法を使うことが出来る。ただし、20歳までの2年の間に使わなければならない」ということ。
村の大人の男たちが過去にどんなことに魔法を使ったのかは、自分たちが魔法を使うまでは知ることは出来ない。こうして、アキトたち4人の男子高校生は「何に魔法を使うか?」を考え始める。そしてそれはかけがえのない体験となり、感動のクライマックスを迎えることなる——。
2019年に初演後、何度も再演され感動を呼んでいる同名の人気朗読劇の映画化となる本作は、鈴木おさむが放送作家業と脚本業の引退前に映画脚本を手掛けた。「辞める前にどうしてもこの作品を作りたかった」と熱い想いで臨んだ本作は、朗読劇ならではの情景や言葉が、鈴木の手によって美しく切なく、そして温かい感動で満たされる新しい⻘春映画へと生まれ変わる。
主演を務めるのは『美しい彼』で鮮烈な印象を残し高く評価された八木勇征。FANTASTICSのボーカルとして存在感を示しながら、さらに映像分野にも活躍の場を広げている八木が、主人公・アキトを瑞々しく好演。幼いころからピアノが好きで音大を目指すも父親からの強固な反対に葛藤する、という役柄で、新境地を開拓する。
共演にもフレッシュで注目度の高いキャストが集結した。ハルヒ役には井上祐貴。生まれつき体が弱く、仲間たちに守られるように成⻑してきたハルヒ。誰よりも心優しいが、確かな“強さ”も持つハルヒを、儚くあたたかく体現する。
櫻井海音がナツキ役。サッカー選手になるという夢を父親の病気のせいで諦め、仲間たちの言葉を素直に聞くことができない不器用なナツキを、櫻井が持ち前の繊細さで演じる。さらに、23年8月に世界同時配信デビューし人気急上昇中の男性グループ「IMP.」の椿泰我がユキオ役として出演。天真爛漫なキャラクターでありながら、自身の父親が抱えていた意外な秘密にショックを受けるユキオを椿がどのように表現するのか、期待が高まる。
主演を務める八木は、脚本を読んだ感想を「若者4人が中心となり『人生の中で一度だけ魔法が一つ使える』という大きなトピックで物事が進んでいくのですが、その中でも一人一人それぞれ違った葛藤があり、色々なドラマがあり終盤に進んでいくにつれて僕は読んでいて涙が止まりませんでした」と語る。
また「綺麗なキラキラしている中にも、人間の本質というか少し愚かな部分も見えたりしていて、僕はこういうテイストの作品へ参加するのが初めてなので、とても楽しみです!」と作品への期待を語ると共に、「今回演じるアキトはピアニストを目指している⻘年なのですが、ものすごく心が強くてどんなことがあっても一本ブレない軸を持っているなと感じました。挫けそうになりそうな時も、大切な仲間に支えられながらも必ず自分で決めた事をやりきる強さを持ったキャラクターです」と自身が演じた役を説明。
「ここから色々なことが解禁されていくと思いますので、皆さんぜひ楽しみにしていてください。僕も全力で楽しんでいきたいと思います!」と作品をアピールした。
また、井上祐貴は「『魔法』が一回だけ使えるこの世界で、その『魔法』によって揺れ動き、彼らが最後にどんな『魔法』を使うのか。そんな葛藤や悩み、アキト、ナツキ、ユキオとの距離感や関係性を特に大切に演じたいと思っています」、櫻井海音は「思春期から大人になる過程の感情表現や不器用さも凄くリアルだと感じました。サッカーに対しての想いも自分自身とリンクする部分が多々あるので演じることが非常に楽しみです」。
椿泰我は「まずタイトルを見た際に、ファンタジーな世界観の物語なのかなという印象を覚えました。しかし、台本を読んでいくうちにとても人情味溢れる内容となっていて、魔法という非現実的な要素がここまで心に寄り添ってくれるのかと思い、気付いたら涙が溢れていました。物語の軸となる、『一回だけ魔法が使える』という部分がどのように作用するのかを楽しみにしていただけたらなと思います」と参加への思いを語った。
『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』は2025年に全国公開。
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