吉高由里子と横浜流星のW主演で、三木孝浩監督がメガホンをとる劇場公開最新作『きみの瞳(め)が問いかけている』の製作が決定した。
本作は、釜山国際映画祭のオープニング作品として上映され、130万人以上の観客動員数を記録した韓国映画『ただ君だけ』(11年)を原作とする純愛映画。偶然の勘違いから出会った男女が、心を通わせながら、それぞれの人生に向き合う様を描く。
吉高が演じるのは、不慮の事故で視力と家族を同時に失いながらも懸命に生きる女性・明香里。失明した女性という難しい役どころについて「目が見えなくなっても、明るく前向きに生きていこうとする彼女がすごく魅力的だなと感じました。また1人の男性と出会うことによって変化していく互いの運命の残酷さと儚い部分を表現できればと思います」とコメント。
横浜は、将来を有望視されていたキックボクサーだったが、過去の事件で心を閉ざし、現在は日雇いバイトで食いつなぐ無口な青年・篠崎塁に扮する。クランクインにあたって「孤児な男が1人の女性に出会い、惹かれ、閉ざしていた心を開いていく姿を繊細に表現出来たらと思います。また、人を愛することの素晴らしさをこの作品を通して伝える事が出来れば良いなと思います」と心境を語っている。
『きみの瞳が問いかけている』は2020年秋より公開予定となっている。
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