北村匠海が1stソロ写真集「U&I」を9月26日に発売。その記念イベントが9月28日に東京・HMV&BOOKS SHIBUYAで行われ、北村が集まった約1500人のファンと交流した。
「北村匠海 写真集 U&I」は、2017年3月から「週刊ザテレビジョン」でスタートした連載「take me,take you」の未公開カットや、奄美大島での撮りおろし写真で構成された、19歳から21歳までの北村を収めた1冊。
初のソロ写真集となる本作が発売されると決まった時の気持ちを聞かれた北村は「2017年3月から『週刊ザテレビジョン』さんで連載させてもらっている中で、いつか集大成みたいなものを出そうという話はずっと出ていました。ただ今回は奄美大島で撮影した写真だけで構成された写真集になると最初は思っていて、連載が載るとは思ってなかったんです。でも連載も含めて、176ページに及ぶ1つの作品になるということで感慨深いものがあります」と回答。
完成した写真集については「19歳から21歳までの僕が詰まっているんですけど、僕が見ても恥ずかしくなるほど顔が変わっています。19歳の頃の写真は、ものすごくギラギラしているんです。目が野心に燃えていましたね(笑)。映画『君の膵臓をたべたい』という大きな変化があった作品に出た後だったので、気持ちが高ぶっていたのか、ものすごく顔つきがとがっています。そういう意味で、写真集というか記録集に近くて、僕自身も楽しめる内容になっているので、やっと、みなさんのところに届くと思うと嬉しいです」と話した。
一番のお気に入りページは「真っ赤な布をつないで作った服を着ているカット」だそうで、「3mぐらいあるローブみたいな服で、それを何重にも体に巻いてそのまま海に飛び込みました。奄美の島の雰囲気の中に、真っ赤な自分がいるというアンバランスなところが好きです」とコメント。
タイトル「U&I」に込めた思いに関しては「僕という存在は、撮ってくださるみなさんがいて、話を聞いてくださるみなさんがいて、応援してくれるファンのみなさんがいて、一緒に音楽を作る仲間たちがいて、僕だけじゃなく“あなたと僕”で成り立っているという思いが込められています。ファンのみなさんへの思いから付けたタイトルではありますけど、僕を取り巻く様々な人々のことも考えて付けました」と話す。
今後の目標については「音楽と役者の仕事両方とも、自分の納得いくものを作っていくこと」と話し、「あと、30歳ぐらいになったらやれることを増やしたいですね。周りの役者の先輩方が監督をやられたりしているので、そういうのも興味があります。12歳の時、小栗旬さんが監督された『シュアリー・サムデイ』という作品に出させていただいて、その時に撮る側にも惹かれたので、30歳、40歳、何歳になってからでもいいのでやってみたいなと思います」と答えていた。
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