『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』興収11億円突破!タランティーノ映画史上2位に躍り出る

#ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

8月30日より公開中のクエンティン・タランティーノ監督最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の興行収入が、10月2日時点で11億円を突破! 詳細な数字は興収11億560万500円、観客動員79万2386人で、タランティーノ監督作品としては歴代第2位に躍り出たことがわかった。

[動画]ディカプリオとタランティーノが仲良く登場/『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』記者会見

同監督作品では、2003年に公開された『キル・ビル』が最終興収25億円で第1位、04年公開の『キル・ビル Vol.2』が10億9000万円で第2位につけていたが、今回、本作が『キル・ビル Vol.2』の成績を抜き、第2位へと躍り出た。

タランティーノ監督の9作目となる本作は、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの初共演も話題の映画。ディカプリオが人気のピークを過ぎたテレビ俳優のリック・ダルトン、ピットがそんなリックを支えるスタントマンかつ親友のクリフ・ブース(ピット)役に扮し、2人の友情と絆を軸に、ハリウッド黄金時代の光と闇に迫っていく。

公開当初は30〜40代以上の映画ファンを中心とした大人の観客が目立っていたが、マスコミのレビューだけではなく一般観客の考察や感想がオンライン上に溢れたことにより、20代や大学生たちにも客層を広げた。

また、公開直前に本作のプロモーションのためにディカプリオとタランティーノ監督が来日。それが功を奏しただけでなく、その後にピットが別の主演作『アド・アストラ』を引っさげ来日したことも相乗効果を生みだし、大ヒットにつながっている。