細野晴臣、50周年記念展に出席。今も使ってるギター展示に「なくて困ってる」

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細野晴臣
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細野晴臣のデビュー50周年記念展「細野観光1969 – 2019」オープニングセレモニー&内覧会が10月3日に六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー・スカイギャラリーで行われ、細野が出席した。

細野晴臣デビュー50周年記念展「細野観光1969 – 2019」オープニングセレモニー、その他の写真

本展は「細野晴臣デビュー50周年企画〈細野さんに会いに行く〉」プロジェクトの一環。細野のロック・テクノ・ワールドミュージックなど多岐にわたる音楽家としての一面だけでなく、映画やアート、漫画など、多様な関心事のデビュー50年の軌跡を、年代ごとに追った壮大なビジュアル年表や、年代ごとに括った5つの展示構成で解説している。

大きな拍手で迎えられた細野は「この高齢者のために、こんなことになって申し訳ない」と挨拶。展示品を見た感想を聞かれると、「本当にいろんなものが整然と並んでいて、圧倒されました。こんなに自分がものを持っているとは思わなかったんですよね。全部倉庫にぶち込まれていて、それをスタッフの方が選別してくれて」とスタッフに感謝。

「こんなものが残っていたんだ」というものはあるかという質問には、「高校時代に描いていた漫画が残っていたんです。(高校時代の同級生で「三丁目の夕日」などで知られる)西岸良平さんと隣同士で描いていた漫画が陳列されてます」と答え、「最近は全然絵を描いていないのですが、(昔は)うまかったんですね」と続けた。

また、見どころの1つとして、書き込み満載のノートを挙げると「見るのに時間がかかると思うんですけど、ノート類にいっぱい書き込んであるんですね。それをいちいち読んでいると、とても時間がかかると思うんですけど、たぶんマニアの方は全部読むんでしょうね」とコメント。

とはいえ、こうして全部が陳列されていることで困ることもあるそうで、「やっぱり一番なくて困るのは楽器類ですね。ギブソンのギターは今も使っているものなので、困っていて。あと、太鼓類もいっぱいこっちに来ちゃってます。人から見たらガラクタなんですよ。でも、自分にとっては大事な楽器ばっかり。それが、全部こっちに来ちゃっているんで、この間もレコーディングをしていて何にもなくて困ってしまいました」と話していた。

「細野観光1969-2019」は六本木ヒルズ展望台 東京シティビューにて10月4日〜11月4日開催。