ロバート・デ・ニーロとジェームズ・フランコの演技派俳優2人が、元アシスタントや演劇学校生徒らから、相次いでセクハラ、パワハラ行為で訴訟を起こされた。
報道によると、訴えを起こしたグレアム・チェイス・ロビンソンさんは、25歳だった2008年、デ・ニーロのアシスタントを務めていたが、性的な発言など言葉による暴力や本人が望まない身体的接触を繰り返されたとしている。ロビンソンさんを「ビッチ」呼ばわりするばかりか、他の女性ビジネスパートナーについて話すときに女性器を意味する単語を使うなどしていたという。今年4月に辞職に追い込まれたロビンソンさんはデ・ニーロを性差別によるハラスメント、給料の未払いと損害賠償で最低1200万ドルを求めている。
・売れていれば、才能があれば、犯罪ですら許される時代は終わりつつある
実は両者の間の訴訟はデ・ニーロが今年8月に起こしている。ロビンソンさんが4日間でテレビシリーズ『フレンズ』の55エピソードを見たこと、会社のクレジットカードを使って高級なランチに何度も出かけていたことをあげて、彼女に対して600万ドルの損害賠償を求めている。
ロビンソンさんはデ・ニーロが「俺の電話に出ないのか? クソ野郎。よくもそんなことを! クビにするぞ」と怒鳴っている伝言メッセージを証拠として裁判所に提出した。デ・ニーロは「俺を怒らせるな! 俺は必要なものが何ひとつ手に入らない。ふざけるな、クソ野郎!」と罵声を浴びせたが、これがいつ録音されたものは明らかにされなかった。
一方、かつて運営していた演劇学校(現在は閉校)の生徒2人からセクハラ被害で訴えられたのはジェームズ・フランコだ。フランコはビジネスパートナーのヴィンス・ジョリヴェットと2014年、ニューヨークとロサンゼルスに「Studio 4」という演劇学校を開校したが、訴えを起こした2人によると、同校で行われていた授業の真の目的はフランコとジョリヴェットが若い女性たちを性的に利用するためだったという。
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