女性を監禁し凌辱する慈善家の裏の顔、年下男との関係に溺れる女性教師…エロティックな話題作に注目 話題の記事をピックアップ

#卍 リバース#男女残酷物語/サソリ決戦#シドニー・スウィーニー#痴人の愛 リバース

『男女残酷物語/サソリ決戦』
『男女残酷物語/サソリ決戦』
『男女残酷物語/サソリ決戦』
『痴人の愛 リバース』
『恋するプリテンダー』

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1969年のイタリア製ウルトラ・ポップ・アヴァンギャルド・セックス・スリラー映画『男女残酷物語/サソリ決戦』の予告編が公開され話題に。また、『卍 リバース』『痴人の愛 リバース』の予告編や女優シドニー・スウィーニーを紹介した記事も大きな注目を集めた。

 

拷問技術の達人が女性を凌辱するも…?『男女残酷物語/サソリ決戦』予告編が公開

誰も知らない、誰も見たことがない、1969年のイタリア製ウルトラ・ポップ・アヴァンギャルド・セックス・スリラー映画『男女残酷物語/サソリ決戦』。本作より残酷予告編と場面写真が公開された。

(C)1969 – Cemo Film (Italia) - Surf Film All Rights Reserved -
(C)1969 – Cemo Film (Italia) - Surf Film All Rights Reserved -
 

本作は、終わりなき男女の対決を描き、『華麗なる殺人』(65年)『バーバレラ』(67年)『女性上位時代』(68年)といった時代を象徴する作品に匹敵する内容ながらも50年以上もの間埋もれ、海外でようやく近年その存在と価値を発見された作品だ。

今回紹介するのは残酷予告だ。不気味な笑顔を湛えた銅像から始まり、ジャーナリストのメアリーと、慈善財団大幹部のセイヤーの出会いが描かれる。裏の顔を持っていたセイヤーは、メアリーを秘密のアジトで監禁。ハイテク設備を用いられながら肉体的、精神的凌辱を受けるメアリーだったが、彼女の行動や提案は想像を超えており、2人の関係性は思わぬ展開へ。謎に満ちながら高い芸術性を持ったシーンの連続に目を奪われていると、セイヤーは巨大女性像に向かっていき。世紀の男女対決は、いったいどのような結果を辿るのか。公開を楽しみに待ちたい。

・拷問技術の達人が女性を監禁、ハイテク設備で凌辱するも…

壊滅的な愛の行方、究極のマゾヒズムの行方は? 谷崎潤一郎の名作を“男女逆転”アレンジで映画化

明治、大正、昭和と3つの時代を生きた近代日本を代表する文豪・谷崎潤一郎の名作を“男女逆転”アレンジで映画化した『卍 リバース』『痴人の愛 リバース』より、2作品の予告編が公開され注目を集めている。

(C)2024「痴人の愛 リバース」パートナーズ
(C)2024「痴人の愛 リバース」パートナーズ

『卍 リバース』は、同性愛や不倫に溺れる男女の異常で破滅的な情愛を赤裸々に綴った、谷崎文学の傑作といわれる「卍」を、舞台を現代に置き換え、原作の登場人物たちの性別を逆にするなど、大胆にアレンジを加え映画化。一方、『痴人の愛 リバース』は、数ある名作の中で最もマゾヒズムを体現し、谷崎の私小説ともいわれている「痴人の愛」の舞台を現代に置き換え、原作の主人公ふたりの性別を逆にするなど、大胆にアレンジを加え映画化した。

今回紹介するのは、2作品の予告編と場面写真だ。『卍 リバース』では、魔性の男・光が、園田と弥生の穏やかな夫婦の日常に入り込み狂わせていく。『痴人の愛 リバース』では、行き場のない年下の男・ゆずるがなおみに拾われるシーンから始まり、生活を共にする中で、次第に彼に堕ちていく心模様が描かれる。壊滅的な愛の行方は? そして究極のマゾヒズムの行方はいかに?

・女教師が年下の男と“足の舐め合い”…秘密を共有する2人の共同生活、究極のマゾヒズムの行方は

 

セクシーなだけが売りではないシドニー・スウィーニーの魅力に注目

現在公開中のラブコメ映画『恋するプリテンダー』。本作はシェイクスピアの「から騒ぎ」をもとにしたストーリーで、本コラムではロースクールに通いながらも将来に迷い、元カレに復縁を迫られている主人公、ビーを演じたシドニー・スウィーニーについて紹介している。

『恋するプリテンダー』
『恋するプリテンダー』
 

シドニーが一躍注目の的となったのはHBOA24によるZ世代群像劇のドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』(19年~)のキャシー役。ドラッグなど様々な問題を抱えたティーンたちの葛藤を描くドラマで、壊れた家庭に育ち、恋愛に流されやすく不安定な高校生役をヌードも厭わずに熱演したのは記憶に新しい。

最近では、アメリカ国家安全保障局(NSA)職員を演じた主演作『リアリティ』(2022年)やスパイダーウーマンの1人となる少女を演じたMCUの『マダム・ウェブ』(2024年)では艶やかさを封印して役になりきる演技派だ。アメリカでは3月に自身が製作・主演する『Immaculate(原題)』も公開される彼女のこれまでの道のりとは? セクシーなだけが売りではない彼女の魅力に注目したい。

・豊満ボディを誇示するあざとさも魅力『恋するプリテンダー』主演女優の信念と飛躍