『ターミネーター2』(91年)の正統なる続編にして、アーノルド・シュワルツェネッガー演じるT-800と、リンダ・ハミルトン扮するサラ・コナーの“最強タッグ”復活や、ジェームズ・キャメロンの製作復帰も話題の『ターミネーター:ニュー・フェイト』 。10月16日には、この2人が揃って来日することも発表されたばかりだが、そんな本作で『ターミネーター2』以来、実に28年ぶりにサラ・コナー役を演じたハミルトンが、長年離れていたハリウッドになぜカムバックすることを決意したのか、その真意を明かした。
・シュワちゃん&ハミルトン『ターミネーター』最強タッグの来日決定!
1度は回避したと思われた人類滅亡の日「審判の日」。だが、その危機はまだ終わってはいなかった……。人類の命運を握る少女を守る謎の戦士グレースと、少女の命を狙う凶悪に進化を遂げた最新型ターミネーター REV-9(読み方:レヴ・ ナイン)との壮絶な攻防。そして彼らの前に現れるサラ・コナーとT-800。人類と地球の未来をかけた壮絶な戦いの火ぶたが、再び切って落とされる。
シリーズ1、2作目でサラ・コナーを演じたハミルトンは『ターミネーター2』以降、いくつかの作品に出演した後にハリウッドを去ることを決意する。その理由について「(ロサンゼルスを離れた理由は)ハリウッドを拒否し、大げさなことや増長したエゴ、ふくらませた胸や唇、膨らんだ自尊心に対する拒否だったのではないかという気がしていた」と当時の心境を吐露。
また、最近の生活についてハミルトンは「今はニューオーリンズに住んでいるの。ハリウッド的な生活はしていないわ。実際にそういう生活をしたことはないけれど、ヴァージニアで農場を手に入れたの。とても寒々とした本物の農場よ。それから、ニューオーリンズに行ってみたいと思った。新しいものを試したかったし、ロスには戻らないと思っていたから」と述べると、「本作に参加を決めた時には、自分の世界にああいうものをすべて受け入れたいかどうかわからなかった。私は近所の人たちやあの近辺が大好きだった。私は幸せに暮らしていた、とても本物と思える形で」と語った。
『ターミネーター:ニュー・フェイト』は11月8日より全国公開となる。
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