Sexy Zoneの佐藤勝利が10月22日、主演映画『ブラック校則』の完成披露試写会イベントにKing & Princeの高橋海人やモトーラ世理奈、SixTONES・ジャニーズJr.の田中樹、箭内夢菜、堀田真由、菅原伸太郎監督とともに登壇。様々な苦難を乗り越え、11ヵ月ぶりに新曲をリリースした喜びを語った。
本作は、日本テレビ系列のドラマやHuluのネットドラマと平行展開する青春ストーリー。高校生・小野田創楽(佐藤)と親友の月岡中弥(橋)が、高校のブラック校則と大人たちに立ち向かう様を描く。
映画単独初主演の佐藤は、作品について「(説明などが)すごい難しい。感じたまま受け取ってもらえればそれでいい。余白がある映画なので、色んな想像をして受け取ってほしい」と真面目にコメント。観客を見て「緊張してますよね? 僕の悪いクセなんです。人を緊張させる能力があって…。なぜかと言うと、樹君とかが『yahoo!ニュースに載るようなこと言えよ』って。ハードルが高い…」と愚痴を漏らした。
高橋は、撮影前に「勝利君からお声を頂いて、2人で決起集会をした」と告白。「その時にいっぱいお話をした。心に残ったのが、勝利君が『海人はこの作品を楽しんでくれたらいいから。主演は俺だから、現場作りは俺がするから』と。本当に頼りになる方で、楽しもうと思った」というものの、現場では「楽屋の一番端っこでちんまり台本を読んでいる」と指摘。ただし高橋は「それを見て『めちゃくちゃかわいいじゃん!』と思った。ワンちゃんみたいで飼いたいなと思った」とほほ笑んだ。
この日は、本作にちなみ、実際経験した“ブラックなルール”を明かすことに。佐藤と高橋、田中のジャニーズ3人は高校が一緒だったそうで、高橋は「ビックリする校則が恋愛禁止。ヤバいよね。入った時に生徒手帳の校則書いてあるところを見て、普通に恋愛禁止と書いてある。初めて見た時『少女漫画か』と思った」と言って会場を笑わせた。またキンプリ内のルールは「メンバー内恋愛禁止。これから先、何十年、何百年と一緒にいるわけでしょ。来世でも一緒にいるかもしれない。この先歩んでいくと何が起きるのかわからないじゃないですか。『恋愛禁止』というのを作っておこうって、うちのリーダー(岸優太)が」と明かした。
本作のテーマソングはSexy Zoneの新曲「麒麟の子」(10月23日発売、1065円+税)。昨年11月に、グループメンバーの松島聡が突発性パニック障害で芸能活動休止を発表するなど、苦難の中でリリースする約11ヵ月の新曲に佐藤が言及。「色々あったグループですけど…いや、泣かないですよ。そういう時、おれが泣くみたいの…強くなりました!」と言い、「Sexy Zoneは5人のもの。主題歌をやらせてもらったのは嬉しい」と喜びを吐露した。
『ブラック校則』は11月1日より全国公開となる。
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