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期待の若手俳優イ・ジフンを主演に、大石圭原作の傑作サスペンス映画を韓国で再映画化した『アンダー・ユア・ベッド』より、本編映像が公開され話題に。また、『ミッシング』の公開記念舞台挨拶レポートや、アカデミー賞2部門受賞作『関心領域』についてのコラムも大きな注目を集めた。
『アンダー・ユア・ベッド』官能的な本編映像が公開
期待の若手俳優イ・ジフンを主演に、大石圭原作の傑作サスペンス映画を韓国で再映画化した『アンダー・ユア・ベッド』。本作より、DV夫にいたぶられ淫らに喘ぐ人妻イェウンの本編映像が公開された。
原作は、「呪怨」「殺人⻤を飼う女」など数々の名作を世に送り出した大石圭の角川ホラー文庫処女作「アンダー・ユア・ベッド」。2019年には高良健吾主演で実写化され、今までにない役どころで注目を集め話題を呼んだ。そんな衝撃作が海を超え、韓国でリメイクされることになった。メガホンをとったのはSABU監督。
今回紹介するのは、ジフン(イ・ジフン)がベッドの下に潜み目撃した、DV夫ヒョンオ(シン・スハン)にいたぶられ、淫らな声で喘ぐ妻イェウン(イ・ユヌ)の官能的な映像だ。
固定された映像は、ベッドの下から夫婦の私生活を覗き見るジフンの視点から描かれている。そこに映し出されているのは、自分を満足させるよう妻に強制する夫の姿。被虐待性愛者である夫は、妻が自分にいたぶられ、支配されることが好きだと思い込んでいる。彼女はそれに応えるように淫らな身体で喘ぐ。この映像には映っていないが、その後の行為はさらにヒートアップし、彼女の淫らな声が部屋中に響き渡る。本編には、さらに凄惨で官能的な映像が収められている。
・DV夫にいたぶられて淫らに喘ぐ妻…ベッドの下に潜んだストーカー男が目撃した夫婦の“異常な行為”とは
石原さとみは「ポスターの娘の目に画鋲」見て涙が止まらず…?
映画『ミッシング』の公開記念舞台挨拶が開催され、主演の石原さとみをはじめ、中村倫也、青木崇高、吉田恵輔監督が登壇。過酷な撮影を乗り切った石原は、晴れやかな笑顔で挨拶し、「この映画で少しでもやさしい気持ちや、優しい行動が広がってほしい」というメッセージに満席の観客から暖かい拍手が沸き起こった。
「個人的に好きなシーン・これから見る人に注目してほしいシーン」について聞かれると石原は、「行方不明になった娘・美羽の捜索ポスターにイタズラで目に画鋲が刺さっているのを一生懸命抜くシーン」と回答。撮影を振り返り、「現場に入った時点でもうその状態になっていて、本当に苦しくなって。泣くシーンじゃなかったんですけど、段取りの時点で涙が止まらなくて」と今でもその光景が脳裏に焼き付いていることを告白。
実は当日は撮影がなかったが、現場の様子を見にきていた青木も、このポスターを見てしまったそう。“人間描写の鬼”と称される吉田監督の演出を目の当たりにした青木は、「本当に鬼だと思いました」と当時の衝撃を回顧した。そのほか出演者と監督が、撮影の裏側についてたっぷりと語っている。
・娘の目に画鋲、で涙止まらず 石原さとみを号泣させた過酷現場「本当に鬼だと思いました」
アウシュヴィッツ強制収容所に隣接する幸せな一家を描く『関心領域』コラムに注目集まる
今年3月、第96回アカデミー賞で最優秀国際長編映画賞と最優秀音響賞の2部門を受賞した『関心領域』。先日公開された本作のコラムが掲載中だ。
『関心領域』は、第二次世界大戦中のアウシュヴィッツ強制収容所に隣接する家が主な舞台。関心領域とは、ナチス政権がポーランド南部に設けたアウシュヴィッツ強制収容所と周辺40平方キロメートルの地域を表す言葉であり、収容所の隣には初代所長で最も長い期間務めたルドルフ・ヘスとその家族が暮らしていた。
コラムでは、ジョナサン・グレイザー監督の描き方や“幸福”に囚われる妻を演じるザンドラ・ヒュラーなどに着目し、本作の見どころを紹介している。
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