吉沢亮が10月24日に帝国ホテル東京で行われた「第23回手帳大賞」発表表彰式にプレゼンターとして登場し、出演作が目白押しだった充実の2019年を振り返った。
手帳大賞は「コトバとアイデア」のコンテストで、手帳をもっと身近に感じてほしい・手帳は毎日の暮らしに役立つ存在でありたいという思いから生まれ、今年で23回目を迎える。手帳に書き留めたくなるような名言の「名言大賞」と、あったらいいなと思う手帳デザイン・機能の「商品企画大賞」の2部門で一般から作品を募集し、優秀作品を選出。「名言大賞」のプレゼンターには、審査員をつとめたエッセイストの松浦弥太郎、歌人・作家の東直子、作家の金原ひとみが登壇し、各部門の受賞者を表彰した。今年の大賞には三井恵さんの「優しさって、体力だよな。」が選ばれた。
審査員の金原は「私自身にとっても刺激になる良い機会だった。短いひと言から映画のワンシーンが浮かぶような名言ばかり。昨今SNSなどでは悪意のこもった言葉が氾濫しているが、(受賞作品のような)誰かを救ったり、誰かの力になったりする言葉もあるんだなと考えさせられ、言葉や文字の力に自分も励まされた」と受賞者に感謝を述べた。大賞のプレゼンターには、高橋書店のイメージキャラクターをつとめる吉沢亮が登場し、受賞者に記念の盾を贈呈。少し緊張していたという吉沢は「どの名言も素晴らしく、言葉っていいなと。台本を読んでいても共感できるかどうかはすごく大切なので、言葉は大事です」と語った。
この日は吉沢が出演する新CMを初披露。手帳を携えて、雪山を一歩一歩踏みしめながら登る姿が映されており、見終わった吉沢は「すごいですね、セットで撮ったとは思えない」とコメント。「これ、実はセットなんです。すごいところで撮影したように見えるけど、周りは暑かった」と明かし会場を驚かせた。吉沢にとっては、手帳が真っ黒になるくらい、ドラマに映画に引っ張りだこだった2019年。「朝の連続テレビ小説『なつぞら』、映画『キングダム』など、代表作とも言える大きな作品が公開され、僕の中でも勝負の年だった。たくさんの方に愛される作品に関われてうれしい」と振り返る。
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