AI(アイ)、『AI崩壊』主題歌に「私が歌うっていうのは笑いました」

#AI崩壊#AI#入江悠#大沢たかお

『AI崩壊』ポスタービジュアル
(C) 2019 映画「AI 崩壊」製作委員会
『AI崩壊』ポスタービジュアル
(C) 2019 映画「AI 崩壊」製作委員会

大沢たかお主演、『22年目の告白―私が殺人犯です―』の入江悠が監督・脚本を担当する映画『AI崩壊』より、AIが人間の価値を選別し殺戮を開始する衝撃の予告編が解禁となった。また、主題歌がAI(アイ)の「僕らを待つ場所」に決まったことも発表された。解禁となった予告編には、その主題歌も入っている。

[動画]解禁となったAI(アイ)の主題歌入り映画『AI崩壊』予告編

本作の舞台となるのは、10年後の日本。天才科学者の桐生浩介(大沢たかお)が、亡き妻・望のために開発した医療 AI「のぞみ」は、年齢、年収、家族構成、病歴、犯罪歴といった国民の個人データを完全に掌握し、日本にとって欠かせない存在となっていた。そうした中、突如、AIが生きる価値のない人間を選別して殺戮を開始するという未曽有の事態が発生する! 開発者である桐生は、AIを暴走させたテロの容疑者と断定されてしまう。

解禁となった予告編は、「10年後の日本、AIが全国民の個人情報と健康を管理する社会」というナレーションからスタート。だが、そのAIが突如として暴走を開始し、価値のない人間を選別し殺戮を開始。そうした中、警察は、AIの開発者である桐生を被疑者として特定。「誰かが俺をはめようとしている」と話す桐生。そして明かされる彼の過去──。天才科学者から一転、容疑者となった桐生が、AI暴走の謎を解くために、決死の逃亡劇を繰り広げていく様子が描かれていく。

また、主題歌は今年11月にデビュー20周年イヤーを迎えるAIの新曲「僕らを待つ場所」に決定。本作の企画・プロデューサーの北島直明はAIへの楽曲オファーについて「『AI』がテーマの映画だからAIさんにオファーしたわけではありません(笑)。本作は“AI vs 人間”という映画ではなく、人間はAIを扱えるほどに成熟しているのだろうか? という、“AIを取り扱う人間”を描いた作品です。ソウルフルなシンガー、AIさんが持つ人間のエネルギーこそが、この映画のテーマです」とコメント。

いち早く主題歌を聞いた大沢は「この映画の主人公が、家族を思う気持ちはもちろん、生きていく中で、家族や恋人、友人など、人と人とのすべての繫がりへの深い愛と尊敬など感じられる曲だと思いました。優しくも力強さのあるAIさんの人間味溢れる歌声と、人の温もりを感じるようなメロディー、歌詞にもぜひ注目してください」。

AIはこの楽曲について「今まで歌った中で一番シンプルな音の曲だと思います。映画のイメージとはあえて逆に、機械的な音を避けました。でも温かく生の声を伝えたかったので映画が『AI崩壊』というタイトルに私が歌うっていうのは笑いましたがっ(w)」とのコメントを寄せている。

『AI崩壊』は2020年1月31日より全国公開となる。