5月も絶好調の『名探偵コナン』はシリーズ最高興収を記録
【興収レポート】5月に入ってからも『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』が絶好調だ。週末興行ランキングでは5月3~5日、10~12日、17~19日で1位。24~26日では3位に後退したが、26日時点の興収は140.2億円。前作『黒鉄の魚影(サブマリン)』(138.8億円)を上回りシリーズ最高興収の記録を更新した。17日に全国5都道府県7劇場で第1回応援上映を実施、31日に第1回自動制御ペンライト演出付き応援上映を実施する予定。その後も応援上映が予定されており、興収はさらに伸びそうだ。
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5月公開作の1位は『猿の惑星/キングダム』。『猿の惑星』新シリーズは、2011年に『猿の惑星: 創世記』で始まり、14年『~新世紀』、17年『~聖戦記』と続き、主人公シーザーの死をもって3部作で完結した。本作では新たな物語が展開される。新シリーズ3作の興収を見ると、『創世記』24.2億円、『新世紀』14.2億円、『聖戦記』7.4億円と回を追うごとに興収を落としていた。『キングダム』は5月26日時点で7.2億円。『聖戦記』まであとわずかに迫っている。
2位は『青春18×2 君へと続く道』。18年前の台湾と現在の日本を舞台にしたラブストーリー。台湾の人気俳優シュー・グァンハンと清原果耶が主演。
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3位は『帰ってきた あぶない刑事』『劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」』。24日に公開された2作が26日までに興収3.5億円をあげ並んだ。
『帰ってきた あぶない刑事』は舘ひろし&柴田恭兵主演の人気シリーズ8年ぶりの劇場作。舘、柴田、浅野温子、仲村トオルらシリーズおなじみのメンバーに加え、ヒロインとして土屋太鳳が出演。配給元・東映は「前作『さらば あぶない刑事』の16.3億超えとなる20億も射程圏内」と発表している。
『劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」』は、実在する競走馬の名前と魂を受け継ぐ「ウマ娘」たちの奮闘を描くクロスメディアコンテンツ「ウマ娘 プリティーダービー」の映画化。6月8日からは4D上映が決定。動員増の追い風になりそうだ。(文:相良智弘/フリーライター)
[2024年5月公開作ランキング]
1位『猿の惑星/キングダム』7.2億円
2位『青春18×2 君へと続く道』5.1億円
3位『帰ってきた あぶない刑事』3.5億円
3位『劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』3.5億円
(ムビコレ調べ。5月26日時点)
2位『青春18×2 君へと続く道』5.1億円
3位『帰ってきた あぶない刑事』3.5億円
3位『劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』3.5億円
(ムビコレ調べ。5月26日時点)
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