デミ・ムーアはシースルーも披露! 日本でも高い人気を誇った女優たちのカンヌ・ファッション
主演作が好評のデミは多彩なドレス姿で魅了
【輝けるセレブたち】映画界において欠かせないイベントといえば、世界三大映画祭のひとつであるカンヌ国際映画祭。今年も第77回目が無事に開催され、さまざまな作品と各国のセレブたちの登場に大きな注目が集まりました。そこで今回は、日本でも人気の高い方々をピックアップします。
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まずは、コンペティション部門に出品されたホラー作品『The Substance(原題)』で主演を務めたデミ・ムーア。美と若さに取り憑かれるあまり破滅へと向かっていく主人公を演じ切り、高く評価されています。さらに、現在61歳のデミは、劇中でフルヌードにも挑戦。体当たりの演技と怪演で、見事な返り咲きを見せたとも言われています。
ファッションにおいても、その存在感は今回のカンヌでもひと際輝いていたほど。初日に赤いビーズのゴージャスなドレスで登場したのち、鮮やかなブルーのスパンコールが輝くドレスやラフなパンツスタイル、フロント部分のデザインが特徴的なマーメイドドレス、そして胸元が大きくV字にカットされたシースルードレスなど、さまざまなスタイルを披露。どんなファッションもさすがの着こなしを見せており、美しさだけでなく、堂々とした佇まいにはカッコよさも感じさせます。
シックのお手本、エマニュエル・ベアール
続いては、カメラ・ドールの審査員長を務めたフランス人の女優で映画監督でもあるエマニュエル・ベアール。黒のタイトなドレスを上品に着こなしてみたり、パンツスーツにネクタイとサングラスというクールなスタイルを披露したり、日によってさまざまなタイプのファッションで盛り上げました。
細部にデザインのこだわりを見せているあたりは“ファッション上級者”という感じですが、モノトーンが中心の色味ということもあって、大人の女性たちもいますぐに真似できそうなコーディネートは必見です。
笑顔がドレスに映えるチャン・ツィイー
そして最後は、中国を代表する女優チャン・ツィイー。アウト・オブ・コンペティション部門で主演作『She’s Got No Name(原題)』が上映され、話題となりました。昨年10月には歌手のワン・フォンと8年に及ぶ離婚にピリオドを打ったチャン・ツィイーですが、満面の笑顔で登場し、キャリアの充実ぶりが伝わってきます。レッドカーペットでは、黒のレースが美しいシックなドレスが印象的で、会場に華を添えました。
セレブたちのゴージャスなドレスからカジュアルなコーディネートまで見られるカンヌ国際映画祭。ぜひ、世界中から集まるファッショニスタたちの着こなしを参考にしてみるのもオススメです。(文:志村昌美/ライター)
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