佐久間由衣
佐久間由衣
村上虹郎
小関裕太
大後寿々花
佐久間由衣
村上虹郎
佐久間由衣
佐久間由衣
村上虹郎
小関裕太
大後寿々花
左から三木康一朗監督、小関裕太、佐久間由衣、村上虹郎大後寿々花
三木康一朗監督

女優の佐久間由衣が11月4日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われた主演映画『“隠れビッチ”やってました。』の完成披露舞台挨拶に村上虹郎や大後寿々花、小関裕太、三木康一朗監督とともに出席。感極まって涙目になる場面が見られた。

佐久間由衣ほか、『“隠れビッチ”やってました。』完成披露舞台挨拶、その他の写真

本作は、あらいぴろよの同名漫画エッセイを原作とするヒューマン・コメディ。異性にモテることが趣味で特技の独身女・荒井ひろみの心の葛藤などを描く。

“隠れビッチ”のひろみを熱演した佐久間は、オファーを受けた当時を述懐。「タイトル名、『“隠れビッチ”やってました。』っていうところだけ見たときに『私、お嫁に行けなくなるのかな…』って思った」と笑い、「精神的なビッチさ。承認欲求と向き合うお話だったので『ぜひ挑戦させて頂きたいな』と思い、受けさせていただきました」と話した。

感情の起伏が激しく、ハイテンションな役どころについて「終始大変でした(笑)。けっこう監督から厳しいご指導があり、テンションを高く保ったまま何とか乗り切った感じです」と苦労の一端を語った。

この日はキャスト陣が、映画にちなんで、“気になる異性への必殺モテテクニック”をフリップで回答するコーナーも。佐久間は「してみたいことです。でもちょっと生々しいかな…」と前置きし、「お酒の力を借りてみたい」と回答。「劇中で激しくひろみが酔っ払うシーンがあるけど『あんな風にできたら楽だなぁ』とどこかうらやましい気持ちもありました。普段あまり飲まないけど、お酒の力を借りて…甘えられたらいいなと思う」と照れ笑いを浮かべた。

イベント終盤には、別れの挨拶をしながら「あぁ、やばい…」と言って声を震わせ、感極まって涙目に。「こういう風に、1つ形になったのが嬉しい。私自身、初主演映画ということもあって、できないこともたくさんあったけど、皆さんに支えてもらいながら1つの形になった作品です。タイトル自体、『“隠れビッチ”やってました。』と強烈なタイトルですが、中身はスゴく愛が詰まった温かい作品になっていると思います」と言い、似た境遇の人々にとって「何か背中を押せる作品になったら」と願いを述べた。

『“隠れビッチ”やってました。』は12月6日より全国公開となる。