なぜ国民的キャスターが人間狩りの標的に?『トラップ 劇場版』予告編解禁

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家族を愛する国民的キャスターに仕掛けられた非情な罠を描いたサスペンス映画『トラップ 劇場版』が、シネマート新宿、シネマート心斎橋にて開催中の特集上映「のむコレ3」内にて12月4日より上映されることが決定。その予告編が解禁となった。

『トラップ 劇場版』その他のビジュアル

本作は、韓国のテレビ局OCNが2019年に創立した<ドラマチック・シネマ・プロジェクト>の記念すべき第1作。東野圭吾原作『白夜行 -白い闇の中を歩く-』のパク・シヌ監督がメガホンをとり、本格派クライムサスペンスとして好評を博したテレビドラマ『TEN』のナム・サンウクが脚本を手掛けた本格ミステリーだ。1話約70分、全7話のテレビドラマ版『トラップ 〜最も残酷な愛〜』の12月4日DVD発売にあわせて、3時間の劇場映画として編集されたものが上映される。

江原道(カンウォンド)の病院の救急室に、国民的キャスターであるカン・ウヒョン(イ・ソジン)が全身にケガを負いショック状態で搬送されてくる。やがて意識を取り戻した彼の口から、結婚10周年の記念に妻と息子と山へ出かけたこと、そこで見知らぬ男たちに妻と息子を連れ去られ“人間狩り”のターゲットとなったことが語られる。非常招集がかかり、ベテラン刑事のコ・ドングク(ソン・ドンイル)は真相を究明すべく捜査を進めるが、後輩のペ刑事が意味深な言葉を残して謎の死を遂げる。はたしてカン・ウヒョンは愛する家族を守れるのか? 待ち受ける衝撃の結末とは?

キャスターのカン・ウヒョンを演じるのは人気バラエティ番組『花よりおじいさん』『ユン食堂』『三食ごはん』シリーズでおなじみの俳優イ・ソジン。本作では得体の知れない罠にはめられていく主人公を熱演。事件を担当する熱血ベテラン刑事コ・ドングクを『ミッドナイト・ランナー』のベテラン俳優ソン・ドンイル、コ刑事とともに事件の真相に迫っていくプロファイラーのユン・ソヨンを『ワン・デイ 悲しみが消えるまで』のイム・ファヨンが演じている。

解禁となった予告編は、キャスターのカン・ウヒョンが救急搬送されてくるシーンから幕を開ける。全身にさまざまなタイプの傷を負っていることから、搬送しながらも「一体、何が?」と驚きを隠せない病院スタッフたち。病院で目を覚ましたカン・ウヒョンは、医師や警備員の前で「俺の家族はどこだ」とわめきながら暴れ出す。妻子の安否が不明なのだ。

そして病院のベッドの上で「私たちは狩りの標的に」と語り出すカン・ウヒョン。続いてボーガンで狙われながら、「妻か息子、どちらかを助けろ。俺たちはお前を狩る」と脅されている姿が映し出されていく。

捜査に当たったベテラン刑事のコ・ドングクは部下の報告を聞きながら、「人間を獲物とする殺人組織が存在するとして、なぜカンは殺されなかった?」と疑問を投げかける。国民的キャスターが、なぜ標的になったのか? 狩人は何者なのか? その目的は?

『トラップ 劇場版』の「のむコレ3」にて、下記スケジュールで上映となる。
■シネマート新宿(※全5回)12月4日、12月14日、12月16日、12月19日、12月27日
■シネマート心斎橋(※全3回)12月4日、12月8日、12月12日

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