萩原利久、出演を決めた理由の一つに“杉咲花”「もう一度どこかで共演してみたいという気持ちが…」
『孤狼の血』シリーズなどの柚月裕子が地方警察の広報職員の女性を主人公に据えた異色の警察サスペンスを映画化した『朽ちないサクラ』が公開。ムビコレでは、杉咲花&萩原利久のインタビューを掲載中だ。
・【動画】杉咲花、親友の変死事件の独自捜査を決意。萩原利久とバディ/映画『朽ちないサクラ』本編映像
親友の変死事件の謎を追おうと、捜査する立場ではないにも関わらず行動するヒロイン、森口泉を演じた杉咲は「オファーをいただいた当時はうまく言語化できなかったのですが、撮影を終えた今、改めて考えると、泉という人間の失敗から始まる物語というところに惹かれたのかもしれません」と本作に惹かれた理由を語る。
一方、そんな彼女を見守りながら、献身的にサポートする同期の警察署員・磯川俊一を演じたのは萩原。萩原は、本作への参加を決めた理由の一つに杉咲の存在があったという。「僕はそれこそ『十二人の死にたい子どもたち』(19年)でご一緒してから、もう一度どこかで共演してみたいという気持ちがふつふつとあったんです」。
『十二人の死にたい子どもたち』では、コミュニケーションを取る機会がほとんどなかったが、本作ではバディ役を演じることとなった2人。
杉咲が、「萩原くんは、本当に軽やかな人ですよね。磯川という役を演じられたことも相まっていたのか、春の風みたいにふわ〜っと舞い込んでいく人だなあって。明るくて、お話好きで。息苦しいシーンが多い中で、自由に息が吸えるような気持ちにさせてもらえる心強い共演者さんでした」と萩原を称賛すると、萩原は「すごい(笑)。マジでいろんなとこで言いたいです。『僕は春の風です』って自慢したい(笑)」と歓喜。そして、「こんな風に言ってもらいましたけど、僕は僕で、緊張のようなものを初日でファっと取り去ってもらいました」と杉咲からも良い影響を受けたことを明らかにした。
泉と磯川の関係性について、杉咲は「私の中では、よき同期であり、なんとなく頭の中にその存在がずっとある人、みたいな」と説明する。その関係性は、杉咲と萩原の関係性にも通ずるところがあったようだ。
杉咲は、「滑らかに本番が始まって、カットがかかったら、緩やかに現実に戻っていく。その過程をずっとシェアしているみたいな気持ちでした」、萩原は「僕も本当に心穏やかでした。 ご一緒してる時間は過度に緊張するわけでもなく、意識的にこうしなきゃってなるわけでもなくて、始まりから終わりまでが、本当に一連の流れのように進んでいく感覚はすごく僕も好きでした」と、カメラの外でも“良いバディ”であったことを語ってくれた。杉咲花&萩原利久のインタビュー全文はこちらから!
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