人気SFアクションドラマ『ウォッチメン』のトークショーが11月22日に開催中の「東京コミコン2019」で行われ、アメコミ好きグラビアアイドルの清水あいりと、アメコミ映画ライターの杉山すぴ豊が登場した。
ウォッチメンのイメージカラーである黄色いジャケットで登壇した杉山は「ウォッチメンはヒーローっぽいが、どちらかというと悪と戦うのではなく社会風刺に近いです。清水さんは生まれてなかったと思いますが、米ソ冷戦の時代があり、ウォッチメンは『そこにもしヒーローがいたら』という寓話なんです」と説明。
そこで本邦初公開となる日本版予告編が解禁されると、杉山は「映画では血が付いたスマイルから始まりDr.マンハッタンも活躍しますが、まだ出てきていないです。今回はウォッチメンが活躍した“後”の世界の話ですが、比較的原作に近い世界観なので、映画もかっこいいが本作はドラマに向いていると思います。第1話では実際に起こった“タルサ虐殺”のシーンから始まります。1920年代、黒人コミュニティを白人が襲ったという事件です。映画版では“冷戦”そしてドラマ版では“差別”が大きなテーマになっています。ここまで理屈っぽい作品かと思いきやアクションも見どころです。みんなの期待を超える仕上がりになっているのでとりあえず見て欲しい!」と続けた。
清水は「今までのスーパーヒロインは、しなやかで綺麗でキレのあるアクションが魅力でしたが、今回はそれを覆すようなキャラクターが主人公なのが意外でした!」と話すと、ここで12年間習っていた琉球空手の得意の型を披露。これを受け杉山は「シルク・スペクターみたいでかっこいいですね! アクションができる東洋人は重宝されるので、ハリウッドに向けてもっとアピールした方がいいですよ。ウォッチメンもDr.マンハッタン以外は超能力を持っていないので、ほとんどが素手のアクションですし」と語る。
最後に杉山も「第1話のラストがとても気になるところで終わりますが、全9話という見やすいボリュームなので一気に見れます。それと音楽の使い方がとてもいいので1月31日からぜひそこも注目して見て欲しい」と本ドラマをアピールしていた。
『ウォッチメン』は映画専門サービスの「BS10 スターチャンネル」にて2020年1月31日よる11時より、独占日本初放送となる。
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